小学校二学期の学級開きのポイントは、この5つ!

二学期は行事に力が入ります。行事の準備に忙しい日々ですが、学級づくりをいつも忘れてはいけません。

一学期の学級経営が順調に進んだとしても、夏休み明けから状況が変わることは十分に考えられます。子どもたちは夏休みでいろいろな意味で成長していますから、教師の思い通りにはいかないと思うぐらいがちょうどいいです。

二学期のスタートも一学期同様に、学級開きのつもりで進めていきましょう。

二学期の始まりにあたり、大事にしてほしいことを5つ取り上げてみました。大事なことは教師が変わること、子どもに応えることなど、やはり基本的なことかと思います。

いつでも思い立った時が新たなスタートです。頑張っていきましょう。

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二学期の始まりも一学期の学級開きと同じ⁉

二学期の始まりも黄金の3日間で

一学期の学級開きのように、二学期もはじめの一週間の指導を大事にしましょう。

初日は半日程度で顔合わせで終わるけれど、始業式の次の日からはパワー全開で取り組みましょう。子どもたちはそのうち学校モードになるでしょうから、あまり細かいことは指摘しないで、教師は元気はつらつに行動しましょう。

大事なことは、笑顔です。そして、あいさつです。

子どもがしなくとも、教師は明るく元気にふるまいましょう。それが、スタートの基本です。笑顔は雰囲気を明るくします。明るい雰囲気は気持ちがいいですね。

やるべきことをはじめの3日間は徹底します。とにかく、はじめの3日間は、教師も早めに学校に行き、準備万端で子どもたちを迎えましょう

特に、一学期の課題が多くある学級ほど、多くの準備をして、小さな成功を得ることが大事です。3日間でたった一つでも成果を出すように頑張るのです。

はじめから順調に行くならば、注意をしなくてもいいのですが、何かと見直しや注意が多くなり、子どもたちも指摘されることで気持ちはよくないものです。

3日間といわず、子どもたちの良い姿をなにげなくほめていくことです。期待通りにいかなくても、ちょっとの進歩を認めることが必要ですね。

とにかく、成功がやる気につながりますから、徹底しながらよさを見つけてほめることですね。

小さな進歩を認め、二学期のスタートにしていくのです。

教師の話は短く

指導することに力が入れば入るほど、教師は多くを話したがる傾向があります。

話せば伝わることは確かなことではありますが、どんな内容をどれだけ話すかによります

一学期の学級開きの時のように子どもたちに新たな気持ちにさせることが大事ですね。

二学期になり、教師も子どもたちも慣れ親しんだ関係になりつつありますが、教師は緊張感をもって子どもに接するという基本的な立場を忘れないようにしましょう。

ついつい長くなる話も我慢して聞いてくれている子どもたちがいることを反省しないといけません。

一つのことを話すときはそのことだけを話し、ついでに話すとかさらに話すとか、そういった話し方にならないように気をつけましょう。

教師の話が短く、集中して聞かせることができれば、伝えたいことが伝わるでしょう。

子ども達も、「あれ?先生の話いつもより短いぞ⁉」と変化を感じることでしょう。

聞くということは大事なことですが、どうしても受け身になります。子どもたちに受け身に時間を長くすると思考が止まりやすいのです。ほとんど頭に入りませんね。

朝の会の話、帰りの会の話、いろいろな場面で教師は話をします。どうでもいいことは話さない。大事な時のためにできるだけ話さない姿勢も必要です。

あいまいにしていることを見直そう

学級の課題は、様々ありますが、学校生活は集団生活なので、その集団行動が円滑にできるように指導していくことが学級経営に現れます。

一学期によくできていたことも、評価していくことでその姿は持続されます。当たり前だととらえるのではなく、よくできているとほめることが子どもたちのやる気を引き出すことになります。

宿題の提出とか、授業の始まりとか、学級のルールとか、もちろん、学校のルールもです。あいまいにしておいたルールや宿題の未提出、掃除の身支度とか下駄箱の靴そろえとか、見直さないといけないことがあるならば、すぐに手を入れます。

二学期の始まりは、指導のチャンスです。段々に変えるのではなく、一気に変えるのです。

全部は無理としても、子どもたちにあらためてこれとこれは必ずやると、その意味や理由をきちんと話し、取り組ませます。

下駄箱の靴などは、実際に下駄箱に行き、できているかどうか見させ、直させ、現場で指導です。話しただけでは、その大切さを伝えることができないこともあります。大事にすることには、時間をちゃんと取り指導したほうが子どもたちも理解してくれます。

すべては、教師の姿勢です。どうしてそれを大事にしているかを話し、実行させ、ほめましょう。

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二学期の学級開きは、一学期の教師の姿勢を見直す

教師としての姿が変わったと思わせる

指導をして子どもたちを変えていこうと思うならば、教師自らが変わることです。

なんでもいいのです。あいさつでも、教師の話し方でも…子どもと一緒に遊ぶでもいいでしょう。

教師の努力ですから、子どもたちが知らなくてもいいのですが、先生が変わったなあといい意味で子どもたちが実感できるように、見える部分でも変えてみましょう。

笑顔を心がけるとかあいさつを積極的にするとか、自分にはできなかったことをすることが変化ですからね。平気でできることをやっていても変化にはなりません。

自ら実践 そうじ 時間を守る

子どもとともに生活しているのですから、教師の姿はいつも見られています。

教師が変わることができて、子どもに影響を与える姿を紹介します。

それは、掃除に教師が黙々と取り組むこと。指導的になりがちな教師ですが、気が付いたことは自分から動くことを見せていきましょう。指示していたことをやめて、自分から動く、そんな姿も子どもたちにいつか響きます。

そしてもう一つ。教師が時間を守ること。特に、授業時間の始まりと終わり。これをきちんと守りましょう。子どもたちに最も説得力のある時間を守る指導になります。

授業だから時間が伸びても仕方ない。なんてことはないのです。

教師がなかなかできていない授業時間の厳守です。

子ども優先が仕事

子どもたちの話を聞いてあげましょう。

教師の一日は本当に忙しいです。授業だけしていればいい教師なんてほとんどいません。担任ならマルチプレーヤーです。雑務雑用に紛れて、一日が終わっていきます。

しかし、本来の仕事は、子どものために教師がいて、子どもに直接かかわって導くことです。だから、子どものことを第一に考えて優先して行動するべきですね。ところが、子どもとのふれあいがなかなか取れないくらい時間に追われているのが現状です。

私も忙しくしていて、ノートのチェックをしながら、話しかけてきた子ども顔も見ないで、話を聞いていたことが多かったです。

先生は一人一人の子どもに対しての先生です。ちゃんと顔をあげて、目を見て話を聞くべきですね。そういう配慮が子どもを大事にしている先生の姿でしょう。

それが、きっと子ども自身も先生に大事にされていると感じます。

子どもを優先することをしっかりと心にとめて子どもの前に立たないといけませんね。

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二学期の学級開き、宿題の評価は大切に

夏休みの宿題はきちんと評価する

夏休み明けの提出物はたくさんありますね。一つ一つチェックするのは手間がかかります。高学年になってくれば、生活班などで子どもたちにチェックさせることも可能ですが、どちらにしても、教師がもう一度点検することにはなるので、時間をかけてみるしかないですね。

初日はいちいち目を通すことは難しいので、提出されているのか、やり残しはないかなどを点検するだけにしましょう。

まずは、提出されているかどうかが大事なので、中身のチェックは後ほどです。

誰が何を忘れているのかを細かく確認して、いつまでに提出するのかを伝えましょう。

必要に応じて、家庭へ連絡して、提出を促すこともしましょう。忘れている子どもに限って家庭は事実を把握していないことが割と多いです。

休み明けの前日まで必死になって宿題を終わらせてきている子どももいますから、そうして頑張ってきたものをちゃんと見て、評価することで子どもも納得します。

どんなに忙しくても、ノートやプリントなどを確認してスタンプを押すぐらいはしておく。

せっかくやってきた子がやってきてよかったと思わせないと宿題の意味がなくなります。やってない子はきちんと区別しないといけません。

夏休みの自由研究なども、親御さんの手が入っているものもあります。それはそれで家族ぐるみで取り組んだということでもありますから、評価はキチンしてあげることが教師の務めですね。

自由研究の評価についてふれています。以下の記事をご覧ください。

関連記事:小学校の夏休み自由研究は大変!指導とまとめ方はこれでバッチリ!

展示するものは次の日の朝までにやる

自由研究の展示は、できれば初日に全部やり、休み明けの二日目には、みんなが見学できるようにしましょう。

せっかく持ってきたのに、展示されていないことは初日に提出させた意味がなくなります。また、学校が始まると次のことがどんどん始まるので、夏休み関係のことはできる限り早く済ませ、二学期の学校生活に集中できるようしましょう。

自由研究は、教師が一つ一つ確認して評価カードなどを貼り付けることもあるでしょうから、展示するものはさっさと展示し、一週間程度で展示を終了しましょう。

学校によっては、校内の展示を公開して保護者に参観してもらう取り組みをしているところもあります。保護者も関心が高い自由研究ですから、展示の仕方も見学される方のことを考えて、丁寧にきれいに展示することを心がけましょう。

宿題の総チェックは3日間で終わらせよう

夏休み明けの提出物は非常に多いので、確認を評価に時間がかかります。週末にまとめてやろうということもいいのですが、一日がかりの作業になることもあります。

初日も含めて、3日間で宿題のチェックをしてしまいましょう。まとめてやると本当に大変です。ため込むとやらないことになりやすいので、3日間で大方片づけて、あとは個人的に対応するようにします。

宿題の未提出の子どもは、大抵いつも提出の滞る傾向です。夏休みの宿題の未提出については、個別に対応しながら、あまり無理強いせずにその子の実態に合わせて、時間を与えながら完成させるといいでしょうね。

二学期の学習や行事の準備で、日々忙しくなるばかりですから、夏休み関係のことはさっさと片づけて、二学期モードに早めに突入できるようにしたほうが教師にとっても子どもにとっても有効です。

二学期も学級開きのつもりできちんと手を入れる

学校生活の基本である、そうじと給食は丁寧に指導する

一学期の順調な生活リズムをさらに安定させるには、日々の活動を大事にすることがポイントです。

日々の生活のカギとなるもののうち、集団行動が学級生活を左右します。

その集団行動のひとつが掃除や給食です。

そうじのメンバーや掃除の計画を丁寧に指導しましょう。給食当番の仕事や給食の時間の在り方も課題があるのであれば、すぐに手を入れて子どもたちに理解させていくことが必要です。

二学期を迎えて、子どもたちの気持ちも態度も大きくなったというか、遠慮がなくなってきます。それは一種の成長でもありますが、一学期の時の見方のままで指導するのではなく、いわゆる言うことを聞かなくなってくる時期でもあることを踏まえて、さらに子どもとの対話を大事にしていきましょう。

そうじの指導は、掃除の時間の計画を立てて、何をどうするのかを子どもが理解できるように時間をとって指導することが大事です。

給食は一年生から6年生まで同じ時間です。配膳の仕方や食べ方、片づけ方も共通しています。学級のルールもあるでしょうが、学校で決めてあるルールを理解して、それを実行しているかどうかを二学期のはじめには、子どもとともに確かめ合いましょう。

二学期は本当の意味で学級の力がはっきりしてくる時です。その力は日々の積み重ねです。

二学期のはじめに集団行動を大事に取り組ませることで、協力し合う学級風土ができてきます。集団行動は協力の姿です。それを学ばせる掃除と給食の指導を丁寧にしていきましょう。

席替えは焦らずにベストなものをつくる

二学期の席替えを楽しみしている子どもは多いでしょうね。

一学期の生活を通して、人間関係が見えてきたので、子どもたちの人間関係を配慮しながら、学級生活を円滑にする席順を考えます。

席替えはいつ実施するのかを子どもたちにはっきり伝え、準備をしてから実施しましょう。でも、二学期の新たなスタートにおいて、席とか班とかは、新たな世界で始めたいものですが、子どもたちの実態を踏まえて、焦らずにじっくり決めたほうがいいでしょう。

一番やっていけないのが、くじ引きとか学習の支障になるルールのない決め方です。二学期のはじめから問題のある席では余計な心配に振り回される結果となります。

変えないほうがいいことは変えずに、時期をみて席替えをしてもいいです。席替えは必ずしなくていけないことではないですからね。

関連記事:小学校の席替えはこんな方法でやるといい!席替えのポイント教えます!

二学期の学級開き、淡々とそして丁寧に

授業を2日目からどんどんやる

二学期の休み明けで教師も学校生活に戻るには3日間ほどかかりそう。でも、始まってしまえば、すぐにどっぷり学校生活に浸かることになりますね。

子どもたちも休み明けの休みボケも初日ぐらいで、翌日からは時間に追われる生活にすぐに戻ります。

一週間ぐらいはのんびりとなんて言ってたら、次の行事の準備や活動、学習がたまるばかりです。翌日から、普通に授業をどんどんしましょう。

内容はちょっとずつでも、きちんと授業をする。遊び半分的なものではなくて、しっかりやるのです。

そこで、時間を大事にして始まり、チャイムとともに終わる。というサイクルを実行していきます。

段々本格的になるというのではなくて、もう始まったのですから、はじめから時間割に従って生活することが休みボケからの脱出です。

学校生活が始まったことがもう休みではないというけじめですから、とにかく淡々と授業をするくらいが大事です。

少なくとも、一週間のうちには夏休みへの未練はもうなくなっています。

大事なことは時間をとって授業でやる

二学期のはじめは学級づくりの仕切り直しをするくらいの気持ちで取り組みましょう。いろいろと指導することは多くなりますが、忙しさに追われて、忙しくやると授業も活動も中途半端な結果になりやすいです。

忙しくても、大事なことが出てきたら、ちゃんと時間を確保して、じっくり指導しましょう。生徒指導面とか学級の人間関係作りとか、後々の学級生活に影響するのは、基本的な部分が育っていないことが原因になります。

学習を進めることよりも、安心して学習や活動できる集団作りをしていくことが子どもたちの幸せにつながります。

学級集団作りのためにも、ソーシャルスキルのワークショップをしたり、エンカウンターなどに取り組みながらの二学期のスタートも大いにおすすめします。

このエクササイズのねらいや方法がたくさん紹介されています。すぐに取り組めます。下の画像もその続きです。学校にすでにあるかもしれません。

少し以前の出版物ですが、アマゾンでも手に入ります。書名で検索してみてください。

忙しい中にも、子どもたちが安心できるような授業づくりを心がけたいものです。

家庭への連絡を早めに、連絡を密に

休み明けの子どもたちは一学期とは変わり、ちょっと成長した感じが見られます。マイナスな姿も見られるし、大人っぽい姿も見られたりして、今までと同じ子どもという感覚を持たないほうがいいかもしれません。

ちょっと変わってきたなと感じながらも、忙しさの中で指導が手薄になりがちです。

特に、行事の準備に奔走している時期は、とかく子どもの様子に目が行き届かないことがあります。教師も全体にばかり目が行ってしまい、個々の子どもに対応することが少なくなっています。

気をつけないといけないですね。二学期のはじめは一学期と同じ気持ちで子どもたちに向き合わないといけないと思います。

季節の変わり目などは不安定要素がたくさんあるといっていいでしょう。普段の学校生活で見る子どもの姿をできる限り家庭に伝え、子どもの変化に対応できるようにしたいものです。

家庭への連絡は、個々に電話をしたり、連絡帳で伝えたり、面倒なことではありますが、その一つの行動が子どものサインに応えることになるのだと思います。

個々の連絡のほかにも、学級通信で全体にかかわることや家庭への注意喚起などを発信することができます。

家庭連絡はとかくマイナスな内容が多くなりますが、そうではなくて、子どもの良い姿を伝えることはとても価値あることだと思います。

情報化の時代です。様々な伝達手段がありますが、可能であればそれらの手段を活用して、理解し合うことができるのですから大いに利用するべきと思いますね。

まとめ 二学期の学級開きは初心にもどるとき

二学期のスタートはいわゆる節目です。

何かを変えようとするときは、こんな節目を生かして行動することができます。子どもたちも期待をもって学校に通ってきます。

二学期のスタートは、9月いっぱいですね。でも、はじめの一週間を大事にして頑張りましょう。ポイント5つ示しましたが、どれも同じような内容です。

  • 二学期の始まりも一学期の始まりと同じ
  • 二学期の始まりは、一学期の教師の姿勢を見直す
  • 二学期のはじめ、宿題の評価は大切に
  • 二学期もはじめの一歩のつもりできちんと手を入れる
  • 二学期のはじめ、淡々と、そして丁寧に

これは、何事も始めが肝心とか初心にかえるとか、その時期なのでしょう。

教育は時と場面によって成果が出ます。二学期のはじめ、学級開きです。このタイミングを大事にして、学級づくりを頑張ってください。

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