勉強しない子どもの親には共通点がある⁉勉強する子どもにする方法とは?小学生の親なら必見!

家庭学習の習慣は親がいないと身につかない⁉勉強する子にするには家庭の環境を変えることが大事!

勉強しない子どもたちを長年見てきました。

どうしてこの子は勉強しないのか、勉強する子はどうして勉強するのか、理解がいいとか悪いとか、その子自身の問題ととらえがちですが、実は勉強するしないは家庭の環境が大きいと言われています。

どうしたら、うちの子は勉強するようになるのかしら、と頭を悩ます親御さん。その解決方法は親自身にあると思っています。

子どもが勉強をするようになるために大事なことをお話しします。勉強の仕方はもちろん大事なポイントですが、勉強ができるようにするには、毎日どんな生活をしているかを見直すことが必要です。

困っている親の皆さんにぜひ読んでもらいたいと思っています。勉強しない子を勉強する子に変えるために子どもと一緒に頑張りましょう。

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勉強しないのは家庭環境が原因

小学校時代は少々勉強ができなくても、そのうち何とかなるとか、中学生になれば勉強頑張るだろうとか、子どもも呑気に構えているご家庭はたくさんあると思います。

しかし、勉強はその子が本当にやる気を出して取り組むようにならない限り、勉強する子どもにはならないでしょう。

本人が勉強をするようになるということは、毎日欠かさず家庭で時間を決めて、集中して勉強に取り組むということです。

これが勉強する姿で、日替わりで取り組む姿が異なるようでは勉強できるようになったとは言えません。

さて、この勉強しないのは、どうしてなのかというと、勉強する場所とか雰囲気とかいわゆるその子の家庭の環境が整っていないことが主な原因です。

また、場所だけでなく、子どもを見守る親のかかわり方も影響しています。

勉強しない子どもの親には次のような行動の共通点があると思っています。

  • 何かをしながらの勉強が許されている…勉強中にテレビがついたまま
  • 親が注意をするだけ…勉強したのとか、勉強しなさいと言うだけ
  • 勉強の時間は決まっていない…その日によって時間がばらばら、やってる時間も日替わり
  • 勉強したものを親が確認しない…できているのか、間違いはどうか、チェックされてない
  • 成績が低いと怒る…テストの点数が悪いとすごく怒る、ほめられることがほぼない
  • 親が一緒に勉強しようとしない…わからないからと言って、宿題などをみてやらない
  • 仕事優先で子どもの面倒を見ない…帰るのが遅い、放っておくことが多い
  • 家庭に穏やかな雰囲気が感じられない…落ち着いた家庭だからこそ勉強に集中できる

一方、勉強する子どもの家庭のほとんどは、子どもが勉強できるような後押しをしています。

勉強を見てやるとか、子どもが勉強しているときは静かにするとか、宿題の時間は親がそばにいるとか…。

とにかく、子どものは大人の思うようには行動しないものですから、大人が見守らないと習慣なんてものは身につきません。

勉強は練習することやじっと我慢して取り組むことが必要なので、それを見守ってやる大人が必要です。

見守られ、やり遂げることで「できる経験」が重ねられ、我慢強さが身につきます。

でも、これは子どもだけが頑張ってできるようになることではなく、親も頑張らないとダメなのです。

子どもとともに歩むわけですから、見てやることやそばについていることなど、めんどくさがらずに親もその態度や行動を徹底する必要がありますね。

よい習慣もよくない習慣も、積み重ねです。

はじめは大変ですが、そこでやり抜く家庭や子どもが勝ち組と言えるでしょう。

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勉強しない子どもを変える

すぐによくなるわけではない

勉強しない子どもには過度な期待は、逆に親自身のやる気をも失くしてしまうので、親の心構えとしては、「焦らず、休みなく」です。

勉強しない子どもは長い期間を経て、勉強しない習慣や集中しないで勉強する習慣がついてしまっていることが多いので、そう簡単に勉強するようにはなりません。

たとえば、中学生になっても勉強しないような子どもは、小学校時代に家庭学習の習慣がきちんとついていないのです。6年間かけて癖になっているものをそう簡単に改善することはできません。

しかし、ここで、本気で取り組むか、あきらめ半分で取り組むかで状況が変わってきます。

何事も軌道に乗るまでこつこつと頑張ります。成果がなかなか出なくても同じことをやり続けます。このことがとても大事です。

成果が出ないから行動をやめてしまう人が本当に多いのです。

だから、成功しないのです。

すぐに結果に現れなくても3か月は続けないと習慣にはなりません。

なんとなくやり続けた3か月ですと、そういう習慣しかつきません。習慣をつけるなら徹底してやり続けることです。

はじめは癖になっていないので、抵抗を感じるかもしれないですが、一週間、一週間と積み重ねていきましょう。

はじめがとにかく肝心です。慣れてしまえば、どうってことないのです。

親がやることは

子どもがやると決めたら、それを後押しするのが親のできることです。

気持ちよく勉強ができるように、環境を整えてやりましょう。勉強するところがリビングならば、いつでもそこで勉強できるようにしておくことが大事です。

また、いつも見られていると思うと子どもも気になります。さりげなく見守ることが大事です。見上げると、そこに母の顔があるというのはあまりよくないです。横にいるぐらいのほうがいいでしょう。

親の姿勢として大事なことは、体調が悪いとかどうにもならない用がない限り、勉強する時間や量は妥協させてはいけません。一度、よくない前例を作ると、それが理由になって、子どもは逃げることを覚えます。

小さな目標を掲げて、一つ一つクリアしていくことを大事にしましょう。そして、成果が出なくても怒らないこと。根気よくその子に付き合いましょう。

そして、小さな成果をちゃんと褒めましょう。子どもが失敗を繰り返すのは、成功体験が乏しいからです。物事が前に進むには、失敗と成功の繰り返しが必要です。

習慣化できたことをちょっとでも褒めて自信を持たせていくのです。

約束もきちんと守りましょう。何時まで勉強したら、これをやってもいいとしたら、その約束は必ず実行する。子どもに信用される親でないと、子どもは素直になりません。

素直な心の子どもは、勉強ができるようになります。これは確かなことです。

最も大事なこと。それは、親が忙しがっていてはだめです。

生活の乱れに繋がります。夜遅く帰って、朝もバタバタしているようならば、子どもも食事も十分にとらずに出かけているのではないでしょうか。

これでは、勉強のできる家庭にはなりにくいです。親自身の仕事にも影響があるはずです。

親の姿勢の大事なことをまとめます。

  • 子どもの学習のやり方について妥協させない。徹底させる
  • 子どもとの約束は必ず守る
  • 小さな成果をちゃんと褒めること
  • 親の仕事は忙しいが家庭生活を忙しくしない

落ち着いて生活ができるからこそ、勉強にも集中できます。親の生き方が子どもに影響することを考えていきましょう。

学校の先生の場合

学校の先生の姿勢や指導は、子どもたちに影響します。

宿題なども徹底してやらせるような先生は、子どもたちも手抜きできなくなります。宿題を忘れても許してしまう先生では、子どもに力はつきません。

でも、やらない子はどんなに厳しくしてもサボります。学校でやってない宿題をやり遂げることはできません。そういう子どもはさっさと勉強ができないので、時間がかかるのです。だから、時間がかかってしまって嫌になってくるのです。

できる子はどんどんできるから、苦労なんてないのです。

できない子どもたちには、先生も根負けします。でも、そこで根負けしたら、その子どもは伸びません。先生の指導はいくらしても、子どもの成長はほんのわずか。でも、先生が手を抜いたら、子どもの成長はしないのではなくて、マイナスになっていきます。

先生は子どもの何度も繰り返される失敗(勉強しない、宿題さぼるなど)に根気よく付き合っていくことです。けっして、妥協しない、徹底して態度を変えないことが大事ですね。

勉強が苦手な子どもほど、勉強することは大変で苦しいかもしれないけど、力がついたということは、その大変さを乗り越えて、初めてわかるのです。

これだけ厳しくしてもらったから、できるようになったんだと。

先生のありがたさもその時はわかりません。後になってわかるものです。

塾や家庭教師の効果

週に一度か二度の塾通いや家庭教師の指導を受けますが、その時間は、子どもは集中して勉強します。

できない子もできる子もほぼ間違いなく、この時間は勉強に取り組みます。

勉強というものは、人に教えてもらうのは楽です。聞いていればいいのですから。でも、積極的に聞いて学習しようという気持ちがないと、思考も停止します。

塾や家庭教師は先生という相手がずっと見てくれるので、集中しないわけにはいきません。

ところが、こうして塾通いや家庭教師で学習を補っている子どもたちはたくさんいますが、成績が上がる子どもに共通していることがあります。

それは、毎日、家庭で十分に勉強しているということです。

つまり、塾や家庭教師が勉強の助けにはなっていても、力をつけるのは普段の家庭学習ということです。

塾に行けば家庭教師をつければ、勉強できるようになるわけでないことを理解しておきましょう。

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勉強する子どもができていること

塾通いや家庭教師をつけている子どもたちの2割程度が成績が上がっています。あとの8割の子どもたちは成績が伸びません。

それは、何が違うかというと、勉強している量がちがうのです。

部活動があろうが、クラブの練習で体が疲れていようが、その日にやることは頑張ってやり遂げているのです。

毎日、必ずしっかり家で勉強しています。

やらなくてもだれも困ることはないです。自分のために自分を追い込んでいるということです。

もちろん、勉強の仕方も大いに影響していると思います。だらだらを時間ばかりかけていても集中できていない勉強は無駄が多いです。

勉強は集中してやってこそ効果があるものです。

習慣ができてくると、勉強の時間が長くても集中できます。習慣とは恐ろしいもので、苦痛は感じません。それが習慣です。

それをやらないと気が済まない。

そもそも習慣になるということは、無意識のうちにやるようなことを指すのですから、歯磨きをするようなことです。しないと気が済まないとか落ち着かないとかそういう行為ですが、勉強の習慣はそれよりもちょっと意識的な部分もあって、勉強することを大事にして、自分から動けるようになっていれば十分です。

勉強する子どもは次のような姿にあらわれます。

  • 毎日、何があっても同じように勉強している
  • 家でしっかり勉強する習慣がある
  • 毎日やっているから、勉強したことは忘れない(塾や家庭教師はそれを補う役目)

勉強している量が違うということは、毎日どんなことがあっても勉強しているからです。ここに差が出てくるのです。

勉強しない子が塾に行っても成績が上がらない、それは、塾の宿題さえ毎日やらないからです。塾の日に急いでやっているようでは、できるわけがありません。

勉強は間違いなく、日々の積み重ねなのです。

まとめ 徹底することがカギ

勉強しない子どもたちの中には、家庭環境よりもその子自身の学習障害が原因していることもあります。

何度勉強してもすぐに忘れてしまい、一向に理解が進まないという子どももいます。学習障害が疑われることもあるでしょうが、ほとんど場合、その子の生まれ育った環境が原因で向き不向きがあらわれているようです。

しかし、どんな人でも性格は変えらえなくとも、行動を変えることはできます。人が変われるのはするかしないかの違いだけです。

勉強しない子どもが勉強ができるようになるためにどうするのか

  • 親自身が生活を変える(仕事優先、多忙、放任を改善する)
  • 子どもの学習環境を整えること(部屋、机、椅子、明かり、雰囲気など)
  • 家で勉強する時間を決めて毎日必ず実施する 妥協しない 何があってもやる
  • 親が勉強を見守ること(注意することと褒めること)

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勉強の習慣は長い時間をかけてその子に備わるものです。とにかく、親が一緒になって取り組まないと子どもはやりません。

仕事があるからそんなことはとても無理という親は、誰でもいいので、毎日勉強をするときにそばにいて見守る人を見つけてください。

子どもが勉強できるようになるには、大人のかかわりが欠かせないのです。叱咤激励することも賞賛することも大人です。

大人が子どもを育てるのです。

頑張れば子どもは変われます。まずは親が自分自身を変えることがスタートです。

小学生の親なら必見!勉強しない子どもを勉強する子どもにする方法⁉のお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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