小学生の自由研究は理科をやろう!4年生におすすめのテーマはこの4つ!

 

自由研究は夏休みの大きな課題ですが、しっかり取り組めば夏休みも楽しくなります⁉

夏休みはとても楽しみですが、子どもたちも親たちも毎年頭を悩ますのが、夏休みの自由研究です。

小学生は経験したことが少ない年齢ですから、どんなことも新鮮に取り組み、好奇心旺盛と思います。。ところが、調べるとか観察するとかに関心の少ない子どもたちが多くなってきており、手間をかけないで済まそうとする傾向もあります。

いろいろなことに忙しいのか、楽をしたいという気持ちはわかりますが、どうせ自由研究をやるならやってよかったというものをやるべきです。

けれども、やりがいのある⁉自由研究は、どちらかというと楽ではありません。しかし、発見や感動はあります。普段やることができないことをやってみれば、発見や感動が必ずあります!

ここに紹介する自由研究のテーマは、理科のテーマです。自分の身近な世界に一つのテーマをもって飛び込み、自然から学んでほしいと思っています。4年生は高学年の始まりです。自主的にできるように、自力でできる内容として紹介しています。

もう片づけ仕事の自由研究というスタイルはやめて、収穫のある自由研究を目指しましょう。

今年はぜひ、思い出に残る一生心に残る自由研究にチャレンジしてみませんか。

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自由研究は理科をやろう!

どうして自由研究は理科がいいのか。

その理由は、理科は必ず発見があるからです。そして、調べることの面白さがあるからです。

でも、これらは実際に経験した人でないとそのよさは感じ取れません。

そして、理科はその後の生活にも大いに役立つ内容や知識を与えてくれるからです。

もちろん、他の科目の社会でも国語でも算数でも役立つことはありますが、理科を自由研究で取り上げる一番の理由は…

人間が生きているこの自然や環境のことがわかるからです。

なんだそんなことかと、お思いの方が多いかと思いますが、生きている環境や自然界のことを一番感じていないのが、人間だからです。

自分勝手にこの世界を作り変えているような人間社会ですが、自然への畏敬や感謝を忘れてはいけません。

ですから、将来を生きる子どもたちに感受性が豊かなこの時期に、この自然の世界から多くのことを学んでもらいたいと思います。

そのチャンスはこの小学校時代です。

この時期に出会うことはその後の人生に強い印象をもって残ります。それが、自然のありがたさとか大切さとかが受け継がれていくためには必要だと思っています。

夏休みは長い期間です。自然に自分から飛び込んでみることができます。

自然を学ぶ、自然から学ぶ、そんな経験ができるから理科をお勧めするのです。

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4年生におすすめの理由

自由研究は学年が上がるにつれて、内容はちょっとずつ難しくなりますが、この4年生という時期は、本格的に理科を学習する学年です。

以下は、小学校3年生での理科の学習内容です。

第3学年 単元一覧表
単元名単元時数内容時数
4 ○ 春の自然を感じよう1(1) 1
 1 生き物をさがそう4(5) 4
 2 植物を育てよう7(8) ①植物の育ち4
5   ②植物の体のつくり3
    
 3 チョウを育てよう8(9) ①チョウの育ち方6
6   ②チョウいがいのこん虫の育ち方2
    
 4 風やゴムのはたらき8(9) ①風のはたらき4
   ②ゴムのはたらき4
7    
 ○ 葉を出したあとの植物2(2) ①草たけがのびるころ1
   ②花をさかせるころ1
8 わたしの研究   
9 ○ 花をさかせたあとの植物2(2) ○植物の育ち方2
 5 こん虫調べ5(6) ①こん虫のすみかや食べ物3
   ②こん虫の体のつくり2
10 6 日なたと日かげ4(5) 4
    
 7 光とかがみ7(8) ①光の進み方3
   ②光を重ねたとき3
11   ③虫めがねで集めた光1
    
 8 かげと太陽5(5) ①かげができるとき2
   ②かげと太陽の動き3
12 9 ものと重さ6(7) ①ものの形と重さ3
   ②体積が同じものの重さ3
1 10 電気の通り道9(10) ①明かりがつくつなぎ方5
   ②電気を通すもの・通さないもの4
    
2    
 11 じしゃく9(10) ①じしゃくにつくもの・つかないもの3
   ②じしゃくの力1
   ③じしゃくのきょく2
3   ④じしゃくについた鉄/○せいしつ3
 ○ 作って遊ぼう3(3) 3
総時数  ( )の数字は標準配当時数80(90) 

理科学習は3年生から始まっていますが、まだまだ理科として初歩的な内容です。しかし、自然のことをちょっと専門的に学び、いくつかの知識も持っています。

そこで、それらの知識も生かしていくこともできます。

4年生からお勧めする理由は、高学年になったからレベルアップしてほしいという願いもあります。

高学年の仲間入りですから、自分から進んで研究してほしいですし、自分一人でも十分にやり遂げる力を持ち始めるときです。

ですから、ちょっと難しいことに挑戦することもその子のスキルアップを図ることになるでしょう。

もちろん、4年生でなくてもいいのですが、下の学年ですと、観察に一人で出かけたりする際に、学年によっては、安全上、行動範囲が限られてしまうので、4年生より上の学年にはおすすめします。

また、保護者の方に、観察してもらうとか、代わりにやってもらうようでは全く意味がないからです。

自由研究は、夏休みの家庭学習の課題の優先順位一位です。保護者の皆様もどんなことをやらせようかと悩む方も多い、家族で取り組むこともある、夏休みの大きな課題ですね。

大事なことは、主人公の子どもがいかにやる気をもって取り組めるかにかかっています。

4年生になったのだからということも、理科の自由研究の始まりととらえて、ぜひ自由研究は理科を頑張ってほしいと思います。

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自由研究4年生おすすめのテーマ

理科4年その1 自分の住んでいる町の植物採集

このテーマは、都会のような環境では、探すこと自体が目的になってしまうので、容易に植物が採集できる環境が好都合です。

自然に囲まれて生活している子どもたちでも、いつも目にしている植物の名前を意外と知りません。そんな子どもたちには特におすすめのテーマです。

  • 目的…自分の家の周りや地域の植物を採集し、その特徴や名前を調べてまとめる。押し花(花じゃなくてもよい)にして標本をつくる。
  • 方法…採集した場所・日時を記録。写真を撮って場所を記録するのもよい。
    図鑑やインターネットで名前や特徴を調べる。
    押し花にして保管する。
    まとめるときの工夫として、地域の地図を利用して、どこに植生していたかを表す。
    写真も地図上に添付すると視覚的にわかりやすいまとめ方ができる

押し葉にしたものをこのようにスクラップブックや画用紙に貼り付けて保存します

例として、以下を参考にしてみましょう。本格的な方法がわかりますよ。

植物採集と標本づくり

理科4年その2 身の回りにいるクモたち

クモは都会でもどんなところにもいますので、それほど広範囲に活動しなくても意外に見つけることができます。

  • 目的…自分の身近にいるクモを採取して、標本をつくる。採取したクモは図鑑やインターネットで名前と特徴を調べてまとめる。
  • 方法…家の周りや親の実家など様々な場所でクモを採取する
    採取したクモは小さな入れ物に一匹ずつ保管する(採取した場所を記録)
    ※場所はどんなところにいたのかを記録する(写真を撮るとよい)
    図鑑等で名前・特徴を調べる
    クモをアルコール標本にする
    まとめ方は、クモの絵や写真とともにクモの名前や特徴を表にしてまとめる
    採取するクモの種類は10匹以上をめざす(意外に多くの種類がみつかる)

これは、博物館での展示の様子です。こんなふうにエタノールを入れた小瓶に保管します。百均でも同様な入れ物が手に入ります。

以下の「昆虫標本の作り方」にエタノールを使った液体標本の作り方がでてきます。

昆虫標本の作り方

理科4年その3 気温と天気の変化

このテーマは、定点観測です。
決まった時間に5分程度の観察と記録をして、資料を集め、それをまとめるというものです。夏休みの期間中だけでなく、夏休みの前からもやっておくことで、資料が多くなり、発見や気づきも生まれることでしょう。夏休み前には資料を集め、夏休みはそれをまとめるという計画でもいいと思います。

  • 目的…気温・湿度・天気の様子を記録し、記録した資料をもとに、グラフや表にまとめ、その変化や気温と天気の関係がどうなっているかを確かめる。
  • 方法…家の外の気温と湿度を毎日(ほぼ毎日)決まった時刻に調べ、その時の天候を記録する。
    天気は晴れ・曇り・雨でよい。そのほかにわかる状態を記録する(風の強さ、日差しの強さなど)
    空の様子を写真に撮っておくこともまとめるときの資料になる(いつも同じアングルでとること)
    20日以上(多ければ多いほど良い)の記録をグラフや表に表し、その結果からわかることを考察する。

下の資料は、実際のまとめの例です。

気温と天気を一日一度記録するだけ。これだけでもその地域の特徴が見える

雲の種類を記録した観察記録。これに気温を加えてみるのも面白い

以下のサイトを参考にしてみてください。

小学生の気象に関する自由研究

理科4年その4 照度と鳥の動き

このテーマは小学生では少し高度な内容になりますが、あまり調べられていないものであるので、用具などを準備できれば誰でも簡単に取り組むことができます。

どんな内容かというと、明るさによってどんな鳥が動き出すかを調べるのです。どの鳥も一斉に起きるのではなく、また、一斉に活動をやめるのではなく、明るさによって、鳥の習性が異なっています。

必要なものは、「照度計」です。

  • 目的…照度計で明るさを測り、明るさの違いでどの鳥がいつ活動しているかを調べる。
  • 方法…早朝と日没後の時間帯に、どの鳥が活動しているかを調べる。その際に、照度計で明るさを記録する。
    鳥の種類については形や特徴を記録して、図鑑等で名前や特徴を確認する。
    数日間行うと、同じ光景が見られるようになるので、記録がしやすくなる
    観察する場所はできる限り多くの鳥がいて、観察がしやすい場所がよい
    同じ場所でなくてもいいので、いくつかの場所を決めて日を変えて観察してもよい

この自由研究は、鳥の観察がしやすいところで、なおかつ鳥のことをある程度知っている高齢者がいると、協力してくれるので、夏休みの故郷に帰省した時に数日観察して記録を取るのもいいでしょうね。

鳥は、場所によって見られる種類が異なるので、いくつかの場所を変えて観察するのがベストです。

照度計は、Amazonなどでも安価で販売されています。家庭の室内の明るさを調べるときにも活用できるので、一つ購入しておくと便利です。

1000円程度からハンディタイプのものがいろいろあります。温度や湿度なども同時に測れるものもあります。

自由研究のまとめ方

自由研究のまとめ方は、以下を参考にしてください。

小学校の夏休み自由研究は大変!指導とまとめ方はこれでバッチリ!

まとめ 思い出に残る自由研究をしよう

夏休みの自由研究が子どもやその家族にとっての悩みの種になっていることは確かにあると思います。時代がどんどんスピード化を求めている現代においては、子どもたちも何か忙しなく毎日を送っていることがとても心配です。

夏休みはやりたいことや遊びたいことが実現できる休みでもあります。だから、自由研究はできる限りさっさとやって片付けてしまいたい、そんな傾向になっているように思います。

家庭でも親御さんのご苦労もお察しします。

しかし、夏休みを有意義に過ごすためには、勉強だってやりがいのあることをやってこそ意味があります。

片付け仕事の自由研究は、内容や質も残念ながらあまり意味のないものが多いですね。形としてやりましたという感じは拭えません。

自由研究は、まとめ方も大事ですが、それよりも何をして何を得たかが自由研究の本来の在り方かと思います。

ここに紹介したテーマは、決して難しいものではないですが、小学生4年以上ですから、それなりに頑張る必要があります。

どうせやるなら、じっくりやるほうが結果はいいです。そして、子どもも満足します。

そんな自由研究は、ずっと思い出として残りますね。そんな夏休みにしてほしいですね。

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