スキーは生涯スポーツです。
スキーの楽しさは何かというと、上手に滑ることができることです。スキーの楽しさは上手になっていかないと持続しません。
スキーを楽しむ人やさらにレベルアップをしたい人は、指導員を目指すとことをおすすめします。
私は50歳で指導員資格を取りました。へたくそだったのに、スキーがすごく上達して、まさに上級者以上になりました。
指導者としての資格ですが、スキー技術が格段にアップすることは間違いありません。インストラクターとはまさに指導員のことです。
あなたもインストラクターになれるのです。スキーインストラクターになるポイントを紹介します。
スキー指導員になるためのしておくこと
スキー場で指導している人たちは、指導員資格やそれに準ずる資格のある人たちです。
指導員の資格は、基本的に誰でも取得することはできますが、まず検定試験を受けないといけないわけですから、その受験資格として、1級に合格していることが条件です。
もちろん、このスキー指導員資格は、全日本スキー連盟の管轄で行なっていることなので、他にもスキーの団体がありますが、最も大きな団体ですから、支援組織も充実していて、指導員資格を取得しやすいと言えます。
もう一つの条件は、スキークラブに所属することです。同好会的な個人的な集まりのスキークラブは別ですが、大抵のスキークラブはその市町村の体育協会や組織に会員として登録されていることが多く、地域に貢献している場合がほとんどです。
ですから、当然のように各都道府県のスキー連盟に所属しているクラブがほとんどです。
スキー学校や学校のスキー部などもスキー連盟所属がほとんどです。
このクラブは誰がどこの団体に所属することは自由です。住んでいる地域でなくてもよいのですが、最終的にどこのクラブで受験して受かるかによってその都道府県の所属指導員ということにになります。
どこで取得しても指導員資格には変わりありませんので、日本全国どこでもその資格は有効です。
ということで、指導員を目指すのであれば
- スキー級別テスト1級に合格していること
- スキークラブに所属していること(どこでもよい)
この二つの条件が必要です。すでに、1級を持っているのであれば、指導員への道はそれほど難関ではないでしょう。
スキー指導員検定の難易度
スキー指導員は、準指導員と正指導員の区別があります。
正指導員は、準指導員の資格がある人が受験できるので、準指導員を取得できれば指導員になったということです。
正指導員の資格は、準指導員を取ってから、2年以上たたないと受験できません。
準指導員になれば、スキー技術はかなり上達していますし、ほぼどこでも滑ることができる技術があるということですから、正指導員の試験はそれほど難しくないです。
各都道府県ごとに実施する準指導員試験は、スキーの技量が十分に到達していないと合格するすることはできませんから、たとえ1級のレベルであっても安心できません。
この準指導員のスキー技術について説明します。
準指導員の基本的なスキー技術は、この1級レベルの滑りができれば十分です。
但し、級別テスト1級は、大回りとか小回りとかいくつかの種目があり、70点という合格ラインがありますが、総合点で合格が決まるので、どれかの種目が70点でなくても、他の種目で70点を超える高得点が出せれば、合格することができます。もちろん、総合点が280点なら、それを超えないとダメですが。
ところが、準指導員は、すべての種目において合格点を取らないと、合格できません。そこが指導員検定の基準です。
指導するのですから、どれもできないといけないのは当然ですね。
でも、1級が合格できていれば、準指導員の取得はそれほど難関でありません。とはいえ、1級の人と準指導員の人では、スキーのうまさが明らかに違うので、それは受験のための練習を重ねていくとほぼできるようなります。
準指導員検定で苦労する人は、そもそもの1級のレベルがぎりぎり合格の人や何か苦手な種目がある人です。
1級合格している人が指導員になるためにすること
大回り・小回り・不整地(コブ)の安定ある滑りができるように練習しておきましょう。
1級合格の人に多いのは、いわゆるカービング系のターンは上手ですが、コントロール系の低速の滑りやコブが苦手な傾向です。
1級はスピードを求められるレベルなので、それを一生懸命やられるせいかもしれませんが、指導員検定は、滑りの正確性なので、見本の滑りができるということです。
しかしながら、プライズ検定のテクニカルレベルとも言われますが、準指導員検定の難易度はそれほど高くありません。合格率は50%~60%です。指導員検定とプライズテストは別物です。
スキーが上手でも不合格になる人は、低速系のプルークターンが正確にできないことや変な癖がある場合が弱みです。横滑りという滑りもありますから、何となくできる程度ではまず無理です。
※以下の動画を参考にしてみてください。横滑りは1級の人でもなかなかできない人多いです。
低速系を甘く見て不合格になっている人は大勢います。指導員検定は、不合格になっても、合格した種目は次年度の検定まで有効ですから、基本的には不合格した種目が合格になればいいので、そこが有難いところです。
1級を取って、翌年に準指導員検定を受けて合格する人は珍しくないです。もちろん、ちゃんと勉強しないとダメですし、種目の練習はきちんとやらないとスキーが上手いだけでは合格しません。
1級をこれから受ける人
上記の動画の各滑りをご覧ください。
このモデルはプロ中のプロですが、この滑りを目指すことが1級合格への道です。
この滑りができれば、70点でなく73点以上が取れる滑りですから、かなりレベルの高い滑りですが、できる限りこの滑りに近づければいいと思ってください。
言い忘れましたが、1級は2級がないと受験できませんから、2級もない人はまず2級を受けて合格してください。
この滑りに近くなれば、もしも2級がなくても、2級はすぐに合格でき、そのシーズン中に1級を取れば、合格します。2級は2級の滑りをしなくても、それ以上の滑りをすれば高得点で合格します。
準指導員合格にはどのくらい練習が必要なのか
指導員養成講習会を受けることから始まる
まず言えることは、自己流はダメということです。クラブに入って練習することです。
指導員検定は、クラブに入っていないと受けられないからです。
1級を持っている人は、都道府県のスキー指導員検定がありますから、それに申し込むと、講習会が行われます。これは受けないと、受験できませんから、この講習会で教えられることを別の日に個々に練習する必要があるでしょう。
少なくとも、シーズン初めから毎週一度は雪上で練習することが必要ですね。1月から始めたとして、検定は大体2月末から3月初旬ですから、約二か月ですね。最低10日間の練習が必要です。
スキークラブには指導員がいますから、その指導を仰ぐことは合格への近道です。経験者に教えてもらえる機会はどんどん活用しましょう。
自己流練習は時間の無駄です。もしも、一人でしか練習する時間がないなら、スキー学校の個別レッスンを受けましょう。ベテラン指導員が受験対策的に教えてくれるでしょう。
スクールの指導を受けることは、絶対無駄になりません。少々お金がかかりますが、費用対効果は一人練習の比ではありません。
見てもらうということは、スポーツの練習には欠かせない要素です。
一人でしか練習できない人でも、滑り方のノウハウを本や雑誌、ネットで調べて、何をどう動かすのか、どんな感覚になればいいのかなどを自分で理解してください。
どうしても、フォームに注目しがちですが、感覚が大事です。カッコがよくても自分の中でその滑りの感覚ができていないのなら、安定した滑りや的確な滑りになっていないということですから、格好だけにとらわれてはよくないでしょう。
よい練習方法としては、ビデオに撮ることです。自分の感覚と実際の姿がどうなっているかがよくわかります。
この方法は今やスポーツの世界では常識です。
毎日、滑りの練習することはかなり難しいことです。週に1度はみっちり練習することが必要です。課題を決め、できるまで繰り返し練習ですが、スキーの練習は一回ずつをしっかり集中して取り組むことが無駄になりません。
だから、本当なら誰かに見てもらいながら練習するほうが効果的です。でも、できなければ、ビデオをコースの端っこに設置して、流し撮りするのです。
流し撮りのコツは、リフトに上がる前に撮影0Nにして、滑ってきたらOFFにします。これだと、撮影コマに分かれるので、あとで簡単に見返せます。
1級取得から指導員を目指す人へ
1級から取得を目指す人は、1シーズンを1級合格への練習期間として、翌年12月から準指導員検定のシーズンにするといいでしょう。
1級はどのくらいの滑りができているかで、1シーズンで終わるのか、何年かかかるのか、人それぞれです。
やはり練習環境ですね。練習がいくらでもできる人となかなかできない人ではレベルアップの進度は違います。
確かに練習量はないよりあったほうがいいのですが、正しい練習ができなければ、無駄です。スキーの練習は質のある練習が上達には欠かせません。ダメな練習を何度もしている人がいますが、いくらやっても上達しません。
クラブに入って、教えてもらいながら練習するのが一番近道だと私は思いますね。ネットでは多くのスキーヤーが動画でわかりやすく説明してくれますが、それはイメージやヒントにはなるけれど、現場でそう簡単にできるものではないのです。
誰かに見てもらう。教えてもらう。ということが的確にわかる・できるためには本当に重要なことです。
クラブに入って、教えてもらいましょう。それがいろいろな意味で幸せへの近道です。
スキーの基本を徹底的に身につける
スキー指導員にとって大事なことは、基本の滑りができることです。
スキー指導員資格のある人は、スキーを滑ることができない人をできるようにするための技術を持っている人です。
ということは、どうしてその滑りができるのかを理解し再現できるということなんです。
それがインストラクターです。
指導員を目指し練習していくなかで、スキー技術は格段にアップします。さすがインストラクターだと言われるのはそういうことです。
指導員になることは、教える資格があるということですが、個人的にもスキーの技術は上がりますので、スキー技術のレベルアップのためにも指導員を目指してみてほしいですね。
スキーの基本を徹底的に学ぶことになりますから、それまで観念が変わること間違いないです。
スキー1級は立派なレベルですが、それはスキー世界の入り口みたいなものに見えてきますよ。
まとめ 年齢は関係ない
私は、40歳で1級を取り、50歳で準指導員、53歳で正指導員を取りました。
1級は、もともとスキーが好きで自己流で滑っていましたが、40歳でも取った人がいることを聞き、自分も挑戦した次第です。1級は2回目で合格しましたが、仕事終えてから、はるばるナイター練習に出かけるくらい夢中でやりました。
それから、クラブに入り、指導員を勧められ、準指導員は2回目で合格でした。クラブ内でも個別に教えてもらったり、特別の講習会に参加したりして、これで徹底的に指摘され、指導を受け、スキー技術は格段にアップしました。
近年、スキー場は高齢者が頑張って滑っている姿をたくさん見かけます。
この記事を読んでいるあなたが40代50代でもまだまだ若いですし、体力も十分あります。スキーは生涯スポーツになります。
年齢は関係ないです。もう年だからという人は言い訳ですね。やればできることです。やらないことはできっこない。できてる人はやった人。
行動するかしないかの二つだけですね。
さあ、スキーに頑張るあなた!指導員をめざしましょう!やればできます!
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