町田その子の学歴出身高校や大学は?夢をかなえるその秘訣とは

町田その子さんのことを私は知りませんでした。

この方は、作家です。作家になりたい人は世の中にたくさんいることでしょう。自分がやりたいことを実現できることは本当に幸せなことです。そして、それが自分の夢ならば人生で成し遂げた人は少ないと思っています。しかし、夢は叶えることができるものだと思っています。

その子さんのニュースからその生き方を読んで、夢や目標をかなえるためにしていくことをまとめました。これは、成功している人たちに共通していることだと思っています。

これを子どもたちにも教えていければいいですね。また、自分自身もいくつになってもあきらめずに生きていけるそんな生き方だと思っています。

全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2021年本屋大賞」が14日、都内で発表され、福岡県京都郡在住の町田そのこさん(41)の「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)が大賞に選ばれた。九州在住者の受賞は初めて。会見した町田さんは「喜びよりプレッシャーが大きく、胃薬ばかり飲んでいます。賞に見合う作品だと信じ、背筋を伸ばして受け取り、精進していきたいと思います」と涙で声を詰まらせながら喜びを表現した。引用:西日本新聞

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夢をかなえるために一番大事なこと

夢はかなうかどうかはわからないものです。誰しも夢が叶ったらいいと思い、それに向かって歩き出します。若い時ほど世間知らずですから、希望は膨らみますが、大人になるにつれ現実を知り、夢は夢で終わる人がほとんどではないかと思ってしまいます。

では、夢がかなっている人は何が違うのでしょう?

これは夢がかなっている人の歩んできた中に共通していることがあります。それはずっとその自分のしたいことをなくさずに持ち続け、どんなことがあっても忘れずにやり続けていることなのです。

それは自分にとって最も大事にしていることなのです。

どんな仕事をしていても、そのことができない日々があっても、最後はなぜかそれをしないと気が済まないというか、しがみついているというよりもそれ好きで好きでたまらない。三度の飯よりそれが好き。という感じだと思うのです。

何していても自分のしたいことやると決めたことに夢中になれる。この生き方ができるかどうかだと思います。

町田その子さんにもそのことが伺えます。

小学3年のとき、少女小説ブームを起こした氷室冴子さんの作品を読んで衝撃を受け、自分も作家になりたいと思った。それからは本に没頭し、物語を書きまくり、高校では演劇部のシナリオまで書いた。

だが卒業後に進んだ理美容学校では実技習得に必死で、小説を書く余裕はなくなった。就職や転職、結婚や子育て、慌ただしく10年が過ぎた28歳のとき、憧れの氷室さんが51歳で病死、また衝撃を受けた。「この人に会うために作家を目指したのに、私は何をしているのか。自分にあきれ、また書き始めました」

夜泣きする子どもを抱きながらケータイ小説を書いて投稿し続けた。
引用:西日本新聞

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町田その子さんの学歴・出身高校

町田その子さんは、前述の新聞の記事の内容から、高校卒業後に理容専門学校に進学しています。

北九州市立高等理容学校です。

小説家を目指す一方で、ちゃんと手に職をつけるべく勉強していたことがわかります。小説家をひそかに望みながらも現実の生活に埋もれて毎日を送ってこられたのですが、そんなその子さんがずっと捨てずに続けてきたことが花開くなんて、回り道もまんざらでもないなと思います。

ということで、その子さんは、大学に進学はしていないことがわかりました。

出身高校について調べてみましたが、情報はなく、福岡県の高校で演劇部(演劇部のシナリオを書いていた)のあるところは20校以上あり、見当がつきませんでした。
その子さんの出身は、福岡県の京都(みやこ)郡というところで、その地域の高校も調べてみました。演劇部のある高校が一校あり、進学校のようです。

福岡県立京都高等学校 でした。この学校のウィキペディアがありますが、出身者に町田その子さんは記載されていません。この学校が出身なのかどうかは不明です。

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成功するためには努力の仕方が大事

努力なんて言うと、辛くて大変というイメージしかないと思ってしまうものですが、失敗している人の努力というものはマイナスで、成功している人の努力はプラスのイメージですね。やっていることはそれほど違わないのに、やはりセンスが違うのか、努力の量や質が違うのでしょうか。

夢は努力を続けていれば必ずかなうわけではないのですが、叶った人の多くは努力が実ったと思うだけで、たぶん実るかどうかは方程式のようにはいかないのだと思います。

しかし、成功している人は最後の最後までやり続けます。そして、努力の量や質を問題にするわけではないのですが、間違いなくそれにかける時間や集中力は人並みではありません。人の何倍もやったからというか、比べ物にならないくらい時間も金も体力も注ぎ込んでいる人が多いのです。

もうがむしゃらにやるということでしょう。テレビなんか暢気に見ているようではダメでしょう。ダメだという前にテレビを観たいなどという生活の仕方ではないのですよ。それをしないと気がすまない、それをしないと終わらない。ということではないでしょうか。

その子さんはこんな感じです。

結果は散々で1次選考で落ちた。

実力が足りないと痛感し、2年間、むさぼるように本を読み、物語の構成などを独学。
引用:西日本新聞

独学というものは、時間がかかるものです。すぐに結果が出なくても我慢して勉強する。すぐに結果を求める姿勢は案外土台がないものです。時間をかけてじっくりやる中に得るものの大きさが違うのでしょう。

学びの時間が多いほど、力はゆるぎないものになるということです。やはり大事なことほど時間がかかり大変なことなのです。それをやり遂げることは実力がつくということです。

成功するための心得とは

そのことが好きなだけでは目標は達成できません。そんなことは誰もがわかっていることです。しかし、この好きだという理屈でないことが自分のしていることを肯定的に見れるようになり、自分を好きになれる一つだと思うのです。

  • そのことが好きだということ

さらに、その子さんが学生の頃に「本に没頭し、物語を書きまくり、高校では演劇部のシナリオまで書いた。」ということですが、夢中になり、やりまくることがどこかで必ずあるはずで、それがその人の大きな経験値になるのでしょう。

何も学生時代になくてもいいことで、いつでも何歳でもそれに没頭する時間が長くある人は成功につながると思うのです。

  • そのことに没頭できる時間がたくさんあること

その子さんは、作家として歩み始めても、書くことに夢中になっていることがわかります。それができるためには何かを犠牲にすることもあるのですが、自分のスタイルを変えずに、その中で自分の満足のいくような生き方をしていければ、目標は達成できるものなのですね。

その子さんの生き方には、柱が一本すっと立っていて、ぶれないのです。何をしていても、どこにいても自分のすべきことをして生きている。

  • 生き方がぶれないということ(迷いなく生きていく)

今までの生きてきた様子をみても、ぶれていないのです。憧れで書き物に没頭する若い時期も、自立して理美容の道を歩いているときも、家庭を持ち子育てに明け暮れた日々も、書かない日があっても、生き方として、その時その時に夢中になれることが本当に大事なことなんだと思います。

執筆は主に家事の合間。思いついたらパソコンに向かう。集中しすぎて、干し忘れた洗濯物が真夏の洗濯機の中で異臭を放ったり、解凍した肉を翌日発見し「うあああ!」と叫んだりしたことも。

そんな日常を繰り返し、作家でいられる自分に、少し自信がついた。
引用:西日本新聞

その子さんの今でも自然体で生きています。したいことをする。そのためにも生きていけるということ。できないという言い訳をして、あきらめるのではなく、やればできるということなのですね。きっと物事のほとんどができないのではなく、やらないで終えていることが多いのです。

できない自分ではなくて、やらない自分です。そんな自分は好きになれないはずです。やる自分になれれば、自分もまんざらではないなと自分を好きになれる。それはとても大事な原動力です。

まとめ 自分がやりたいことはいつでもスタートできる

町田その子さんは、高校卒業後に専門学校で理美容師資格を取りましたが、作家になりました。学歴は夢をつかむために必要なことでしょうか。学歴が必要なのではなく、どんな能力や実力を身につけているかが人生を生きていくために必要なことです。

学歴が助けてくれる人生なんて自分が何もしなくてもいいということです。面白くないですね。

その子さんは回り道をしたように見えますが、そうではないと思います。そのそれぞれに夢中になっていた時期も作家として生きていくきっかけや人生を思い返す時間となったと言えます。何かをしてきたからできるとかできないではなく、チャンスはいつでもあるということです。

年齢もキャリアも関係ありません。やりたいことはいつだってスタートできる。大事なことは生きている時間はみな同じ。その時間を何に没頭するかということです。あきらめずやり続けることが夢をかなえることにつながっていることは間違いありません。

町田そのこ 1980年、京都郡生まれ。北九州市立高等理容美容学校(八幡東区)を卒業後、理容院や菓子店などに勤務。2016年に「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。翌年、同作を含む連作短編集「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を刊行し作家デビュー。他著書に「ぎょらん」「52ヘルツのクジラたち」など。家族の意向で居住町名や家族構成は非公開。
引用:西日本新聞

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