好感度が高い保護者とむかつく・うざい・嫌いな保護者!あなたはどっち!?

教師を一方的に感情的に批判する保護者はそれだけでモンペアとして警戒されることは間違いない。

新年度が始まって早一か月が経とうとしています。

新たな担任はどんな先生ですか。

今度のクラスの親はどんな感じですか。懇談会も終わり、これから家庭訪問もあるでしょうか。

学級の子どもとの関係を築いていくうえで、保護者の存在は非常に大きいです。保護者にそっぽ向かれたら非常にやりにくいわけです。いい関係を持ちながら子どもの指導ができれば悩みの種は減るのですから。

そんな先生と保護者の関係を良好に保つために教師の好きなタイプ嫌いなタイプの親をまとめてみました。担任の先生と良好な関係を築くために参考にしてみてください。

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教師が好きな保護者ってどんな両親?

子どもの意見をしっかりと聞き入れることができる

自分の子どもの言うことを聞かない・信用しない。これは何より子どもがかわいそうだという意見が多く挙がっています。

これなら教師のことを疑ってくれた方がマシ!なんて意見も挙がってしまうほどです。

家庭内で子どもが苦しんでいても、家庭の問題には口を挟めないことが教師にとって何より苦しい現実です。

そのため、子どもと真剣に向き合って大切に育てているということが分かる両親が教師から見ても一番好感が持てるようです。

ただし、子どもの言うことを信じすぎたり、子どもをかばい過ぎたりする親は、先生の話が子どもの話とずれていると先生のことを批判してしまうことが多くなります。子どものことも学校のこともどれが正しいのかを知ろうとする姿勢が必要です。

学習用具をしっかりと持たせることができる

学習用具が揃っていないと勉強が進まないどころか、始めることすらできないのです。

学校からの貸し出しもありますが、それを当たり前にしてしまうと子ども自身も「無いものは借りればいい」という思考がついてしまいます。

貸すことは簡単にできますが、しっかりと持ち物を揃えるということも教育のひとつになります。

そのため、学習用具をしっかりと揃えて持たせるという手始めをしっかりと行うことでしっかりと家庭での教育もできているんだなと好感を持つ教師が多いです。

学習用具を点検してくれることも学校としては有難いのです。教育は学校だけではできません。家庭の協力なくしては成り立たないのです。

教師をパートナーと考えている

家での子どもの相談や家での様子などを事細かに共有し、一緒に子どもを育てていこう!という意欲が見える両親は好感が高いようです。

両親、その子どもは「お客様」ではありません。

あくまで対等な立場で子どもの成長を支える一員として認められることも教師の喜びのひとつです。

そのため、教師をある意味のパートナーと捉え接している両親には好感が高いのです。

ですから、文句や陰口ではなく、先生にきちんと意見を言えることが大事です。親が先生に意見など言いにくいという親が多いのですが、感情的に訴えるようなことが教師は嫌うわけで、冷静に話をしてくる親には感謝の気持ちを持ちます。少なくとも、ちゃんと対応してくれるかどうかこちらから冷静に意見をしてみることは大事です。

感謝をしっかりと伝えることができる

世の中には忙しいご両親がたくさんいます。そんな中でも「しっかりと感謝を伝えられる」両親の好感度が高いです。

してもらうことが当たり前という感覚ではなく、何かをしてもらった時には小さいことでも些細な感謝を伝えられることが嬉しいのは普通の人も同じです。

教師もみなさんと同じ人間なので、感謝を言われると素直に嬉しいのです。

連絡帳・電話・直接伝達方法は問いません。どんな形であれ感謝の言葉を伝えることが重要です

先生は学級のことを大事にしていろいろな取り組みをしています。その中で一人一人を見ています。本当に多くの業務を抱えながら子どもの指導をしていますが、やってもらって当たり前という感じの保護者が非常に多くなりました。ゆえに、ありがとうございます!と言われることで疲れも吹き飛びますね。

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教師が嫌いな保護者ってどんな両親?

子どもの意見が絶対!と思っている

「子どもが嘘をつくはずがない!」と自分の子どもの話だけを鵜呑みにしてしまう両親は警戒されてしまう原因になりそうです。

自分の子どもの言葉を信じる。それもすごく大切なことです。

しかし、周りの言葉もしっかりと聞いたうえで何が正しいのかを判断することが親の役目でもあります。そこで「自分の子は悪くない!」と言われてしまうと、話が進みません…

このようなご両親に対しては問題ごとが起こった際に警戒が強くなるという意見が多くありました。

こうした家庭では学校の批判が多くなりがちで、子どもへの影響もマイナスに働きやすく、さらに指導が困難になりやすいのです。

提出物などが揃わない、いつもルーズ

書類などの提出物の期限が毎回ルーズなご両親は教師に苦手意識を持たれがちです。

なぜなら、仕事が増える原因となるからです。

集金だったり書類だったり、学級全員分が揃わないと仕事がどんどんたまるのです。こうした雑務が先生には数多くあります。期限までに全員そろうクラスと揃わないクラスではその先生の負担は全く違うのです。そうしたストレスが教師の仕事にも影響しています。

言い換えれば、学校も家庭も両方がそれぞれの役目をしっかり果たすことが質のよい教育につながります。

提出物が期限までに揃わなければ、子どもに連絡をお願いしなければならない、ひどい場合にはご家庭に電話を入れなければならないということあります。

様々なご家庭の理由があり、遅れてしまうこともあります。

そんな時には一報先に入れておくことで、グッと印象は変わります。逆に丁寧な方だなと好印象に変わる場合も!

提出物には細心の注意を払いましょう。

先生=敵と考えている

初めから教師の言い分を聞かず、教師が自分の利益を守っているという風に捉えてしまうご両親がいるようです。

このような態度のご両親に対して教師は恐怖心を持ってしまうこともあります。

子どもを守りすぎるが故に、クラス内での問題ごとをすべて教師が悪いからだと標的にしてしまうという場合があります。

このようなケースになってしまうと、ひどい場合には教師が引退ということもありえます

教師が必ず正しいわけではありません。ただ子どもを育てるうえでのパートナー意識は大切です。

学校や教室で見せる子どもの姿とご家庭での姿が異なる子は少なくなく、学校は一つの社会ですから、その中でどんな生き方をしているのかを親は知らないわけです。先生も家庭での子どもの姿を十分に理解しているわけではありません。お互いの声を大事にすることが子どものためになります。

連絡が全くつかない

一番困るのはこの「連絡」です。

嫌われる以前に大変なことに繋がってしまう危険性があるからです。

教師がわざわざ両親に連絡をするというのは、何か特別な理由があるからです。

子どもがケガをした・確認事項があるなど理由は様々です。

例え、大事にならなかったとしても、その問題が解決しない限り教師は継続してアプローチしなければなりません。その無駄な時間もまた教師を困らせてしまう要因です。

このようなことがないよう、ある程度の頻度で連絡を確認することのできる緊急連絡先を学校に伝えておくということも必要です。

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まとめ

新年度が始まったばかりの時は、先生も保護者もお互いに探り合いのような感じもありますが、はじめから信じるなんてことはほぼありえません。お互いにやり取りが重なる中で信用度が高くなるものでしょう。失敗もあり感動もありという中でその人を感じることができるではないかと思っています。

だた、好きか嫌いかなんてことは関わりが薄ければ起きませんし、かかわりが多ければ理解しやすくなるというよさもあるわけです。疑い深い人も中にはいますし、先生の中には保護者と親しくしない方針なんて教師もいます。それはそれで仕方ないことです。しかし、タイプとして合わないからあきらめるなんてのは本当にもったいないことです。

教師と保護者の関係は少なくとも良好な状態がいいに決まっています。正直に行動すれば大抵はわかってもらうものです。相手を批判するばかりとか、自分の非を認めないとかそういった態度が関係性を悪くすることは間違いないことです。

これは教師ももちろんのことです。

教師の中には、保護者との関係を正そうとしない頑固な教師もいますから、困ります。

自分がどう見えているのかをよく見つめ、行動を変えることで人は変わることができます。

よく言われますよね。好かれたいなら自分から好きになれって。

これは変わるということだと思います。まだ始まったばかりですが、いつだって人は変わることができるはず。教師も保護者もお互いに相手のことを思いやる姿勢が大事ですね。

好感度が高い保護者とむかつく・うざい・嫌いな保護者!あなたはどっち!?のお話でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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