休校になったら本を読もう!芦田愛菜のコメント力を支える読書量

高校生の芦田愛菜さんのコメント力は読書によって培われたらしい。思考力は読書が重要であることは間違いない。

人気子役で国民の妹とも称される芦田愛菜ちゃんですが、この人のコメント力がすごいみたいです。

あるインタビューの際のコメントです。

芦田さんは自身が映画のテーマとして考えていた“信じる”ということについて問われ、こう回答しました。

「(信じるということは)どういう意味なんだろうと考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、自分の思う理想像を期待してしまっているのではないかと感じました。だから、『期待していたのに』とか『裏切られた』というような言葉が出てきてしまう。でも、普段見えなかった側面が見えていただけで、裏切られたわけではないのかなと思います。知らなかった側面が見えたときに、それもその人なんだって受け止めて決断できる揺るがない自分がいる。それが信じるっていうことなんだと思いました」
あらかじめ準備をしていたわけではないにもかかわらず、このコメント力。“信じる”ということの意味を表面上ではなく、人間の内面を捉えた回答は日本のみならず、中国でも大きな反響があったといいます。高校生にして、大人にも新たな発見を導く彼女の知識はどこで培われたのでしょうか。
引用:Yahooニュース

ご存じの人が多いと思いますが、愛菜ちゃんは現在高校3年生ですが、中学三年の時に本を出版しています。それが、「まなの本棚」です。

この本を読んでみることもおすすめですが、この本は愛菜ちゃんのおすすめの100冊の紹介です。愛菜ちゃんのあのコメント力は、間違いなく読書の影響です。

本は読んで考え、経験してまた読む。その生活の中に本から得る情報を実生活で検証しているようなものだと思います。

読書が子どもたちのみならず大人でも人間性や思考力に大きな影響を与えます。だから、本を読んでいる子どもはいわゆる頭がいいのです。

読書が学習によいことは今までの教育実践の中でも確かなことで、学校現場では朝の読書や授業でも読書の時間や読み聞かせの時間を大事にして取り組んでいます。

朝の読書が学校を変えた実践もあるのです。

とにかく、読むことが少なくなっている現在、学校の授業だけでも、その読む量は本当にわずかなのです。ですから、読書を通して読むことに慣れ、読書を通して学ぶことが本来の学習の基本なのではないかと強く思っています。

子どもは本来、本が大好きであり、自由な発想で本を選べる天才でもあります。しかし、家庭や学校で本を読む環境がなかったために本と出合う機会が少なかったといえるでしょう。
読書は豊かな感性と考える力を育み、人生をより深く生きていくために欠かせないもので、基礎教育や学力向上等の教育的効果があると実証されています。『朝の読書』運動は1988年に千葉県の女子高校で提唱され全国の学校に広がりを見せております。導入した学校からは、「子どもたちに落ち着きが出てきた」「遅刻が減少した」「不登校やいじめがなくなった」や「学級崩壊を立て直すことができた」等々、想像を超える効果が報告されています。
引用:朝の読書推進協議会

若者だけでなく、語彙力の低下や生活の作法や世の中の仕組みを知らない大人が多くなっているように思います。

便利な世の中でさらに日本は勉強も受験のためにしているばかりで、学びの姿勢というものは学校でもなかなか身につけられない状況です。今の学校教育のゴールは何と言っても受験に合格することになってしまうのですから、暗記することが非常に多い。それも試験に出るような内容ばかりを暗記するのです。

読書は思考する行為です。暗記とは別物です。

想像力や語彙力を育てます。

スマホやゲームに時間を割くことが多くなり、読書量は本当に減っていると思います。

芦田愛菜ちゃんは、読書が人間をつくるという一つのモデルだと思います。

本を読む時間を取りましょう。

方法は一日10分でもいいから、本を読む。

それを毎日続けること。

そのうちに10分が30分に1時間に増えていきます。

その子が読みたい本を読むことでいいと思います。でも、読めない子どもや全然興味を示さない子どもには強要しても無理です。

苦痛に思うだけですから、そうなったらいったん読書をさせようとはしないでいいでしょう。

その子が読む子になるかどうかははっきり言ってわかりません。

親としては、読んでみたらいいぞという本をいろいろと用意しておけばいいのです。いつかその本を手に取って読むかもしれません。それが準備です。

そんなものです。読もうと思ったときにそこにあるのと、ないのとでは全く違うのです。

その出会いを親ができればいいのです。

だから、これはいいと思う本を買っていけばいいですね。一度にたくさんではなく、一冊ずつでだんだんたまっていくのがいいと思います。子どもも次はどんな本が来るのかと思うかもしれませんから。それが子どもに対する親の姿勢です。

よいものは与えるが、受け取るのは本人次第。

思い通りにならないけれど、行動はやめない。大事なことは何度でも言うのと同じです。いつか気が付く時が来るのです。

愛菜ちゃんおすすめの100冊から選んでもいいでしょうね。

本当に多くのジャンルを読んでいることがわかります。小学生の低学年から読める本もあります。

まなの100冊

コロナで休校ということになるのであれば、自宅学習が増えますが、読書を進んでやりましょう。学校の詰込み授業は必要ないです。学校の先生もわかっていることです。こんなことやってもついてこれるのは、頭のいい子どもたちだけ。あとの子どもは半分もできれば良しとするか…なんて。所詮詰込み方式では理解は難しいのです。

そのくらいなら、読書をしましょう。読書は詰込み学習ではありません。覚える必要もなければ、正しく読めなくてもいいのです。大体わかればいいのです。

それを繰り返すことで読めるようになるものです。

大人だってそうです。一度読んでもわからない。何度か読んでようやく意味が分かってくる。

勉強とは本来そうしたものです。

受験勉強というか、試験があまりにも重要なものになってしまい、合格を得るためだけの勉強になってしまいました。

学習したことが生きないのです。試験に受かればそれでいいという勉強しかしていないのが日本の子どもたちです。言い過ぎですが、そういう子どもが非常に多いということです。

そういう勉強しかできないような小中高校生の時代は本当に嘆くべきことなのです。

これは学校の先生方の責任というよりも、日本の教育体制や教育事情が変わらない限り延々と続いていくでしょう。

唯一誰もができる学習らしいことが読書でしょう。一人でできる有効な学習が読書です。

学校の先生方、読書の時間をさらに大事にしていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました