小学校の連絡帳毎日書くの?返事の書き方・トラブルにならない方法

連絡帳は毎日書く必要ないと思っています。そんなに伝えないといけないのでしょうか。

小学校の連絡帳は毎日書くのは当然と思っている保護者の方もいます。学校の先生も毎日家庭との連絡を取らないとと思っているようですが、お互いに大変だと思いませんか。

学校だけがなんだがアナログな方法をいつまでも大事にしています。そんなことしなくてもいいはずです。毎日毎日観察?しないといけないのでしょうか。

連絡帳の書き方や使い方についての考えをまとめてみました。

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小学校の連絡帳は書きすぎ⁉

高学年の学級ならば、保護者も何か重要なことや緊急に伝えることがない限り、連絡帳でのやり取りはあまりありません。

低学年では毎日提出して、家での様子を知らせたり、学校での気になることを返したりと保護者も先生も日々この作業だけでもかなり大変です。

先生は30人なら30冊目を通さないといけないのでその時間の確保のために忙しくなります。一年生は学習支援の先生がいることがあるので、その先生が代筆してくれますが、楽なことではありません。

もちろん、家庭でも毎日欠かさず連絡帳を書くとなると、仕事をしている母親などはできればなくしてほしいと思っていることでしょう。まちがいなく。

 

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低学年学級は指導困難状態が多くなった

低学年の児童の自立度というものは、10年前に比べて少なくなっている傾向です。先生の目線で見ると、学校に入学してくると、保育園や幼稚園とは違うということで子どもたちもしっかりしようという意識がありました。変に子ども扱いすると、怒られるみたいなことや自分たちでできると粋がったりしたものです。

でも、最近では環境の変化に順応しにくくなっているようです。学校の時間割の生活や友達とのかかわり方についても、慣れるまでに半年ぐらいかかる子も少なくないです。

学習障害的な姿や基本的生活習慣不足?の児童の比率が多いことは間違いありません。

担任の先生一人では一日の生活が運営できないくらい大変なのです。

 

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連絡帳はストレスの原因

そんな低学年の学級ですから、いろいろなトラブルや問題も起きやすくなります。

それで家庭への連絡も多くなってしまうということです。また、子どもたちも正しく学校の様子を家庭で話せないので、先生からの丁寧な連絡は必要になってしまいます。

もとより、家庭と学校は密接につながっていることがとても大事なことですから、子どもの理解や指導に欠かせないことになってしまっている?のです。

しかし、毎日書く必要はないです。手があればそれはそれでいいのですが、学校としても担任の指導の一つとして行っているので、絶対にやらないといけないものではありません。この作業がないだけでも子どもに直接かかわる時間が増えるのです。

ただでさえ、大変なのにさらに短時間で読んで書くなんて、本当にこれでいいのでしょうか。

保育園ではできることでも、今の学校では連絡帳を書くことに時間をとるよりは子どもに接することに時間をとる。これを優先すべきことです。

何が重要なのかを大事にしないと、何でもカンでもやれば時間ばかりかかって人間は疲れ果てるだけです。やることとやらなくていいことは分けないと、質のいい仕事はできないと思うのです。

 

そもそも、これは個人的な意見ですが…

連絡帳を毎日書くことはおかしいと思うことの理由です。

日本人は安全安心な世界が当然のことと思っている人が多すぎると思います。怪我をしないことは大事ですが、けがが起こらない環境をつくることはよいことではないでしょう。何が危険でどう守るのかということを学んでいくのが成長段階で必要なことです。安全安心を求めすぎているように思うのです。

また、心配をしたくないからすべてを知ろうとします。携帯電話の登場で不安や心配をしないように状況をすぐに知ろうとしてしまいます。インターネットのリアルタイムなつながりが人間の生活までを縛るようになってしまいました。

子どもが今日どんな生活を学校でしてきたのか、知りたいなら子どもに聞けばいいのです。教えてくれないなら想像するまでです。答えをすぐに知ろうとするのは心配だからです。心配というのは、自分の思い通りになってほしいから気が気でないのです。

本当に心配なら、先生に話せばいいですし、教師も気になることがあれば、親に尋ねればいいのです。それがいつも密接に分かり合おうとすることに無理があり、もっと人間は不安定な中に生きていて、それが時々安心したり、心配したりの繰りかえされるということを理解するべきです。人を想うという行為とはそういうものだと思います。それが関係性を深めていくもとになるのではないかと思います。

 

学校も書かなくてもいい方法を利用しよう

学校は未だに昔ながらの方法での連絡体制をなぜか重視します。

資金のかかることなので、改善は無理でしょうが、そもそも、学校に電話が数台しかないなんておかしいことです。もっと言うと、職員室には2台、事務室に2台、保健室に1台これだけです。

学校の規模が変わっても、設備は同じです。

これでは電話連絡は受けることはできませんよ。だから、緊急以外は休みの連絡は☎NGなのです。

学年に一台とかそうならないですかね。

情報機器が普及しSNSが人々の伝達手段になっているのですから、そういったこともどんどん利用するべきです。ラインは個人的なやり取りだから利用しないとか、公のものに使うのはダメとか、言いますが、使い方を工夫すればいいのです。そう思いませんか。最近では、教師の非違行為に使われていることや先生方も公務員なのでやたらと規制がかかってしまうことは事実です。

携帯電話の時代でもインターネットが普及していても、それを積極的に活用しているとは言えない状況です。多忙な教師に忙しい保護者です。アナログな方法は改善したほうがきっと楽になりますね。

学年のメールアドレスを使ってもできるはずです。そうした情報環境を整えるべきです。

少なくとも、欠席連絡するとか、緊急連絡以外でも必要があれば、直接連絡できるシステムを整えていってほしいですね。

 

返事の書き方のポイント

さて、ここでは連絡帳の学校への返事の書き方について説明します。

学校への連絡や先生からの連絡に対する返事の書き方ですが、基本的には普通に手紙を書くような感じで書けばいいです。

先生としては、親からの連絡は苦情だったりお願いだったりすることが多いので責任を感じてしまうことやトラブルに発展しなければいいと心配する傾向があります。

ほとんどの先生は保護者との関係を悪くしたくありません。

ですから、もしあなたが先生に対して怒りや不満を感じているならば、文章は感情が表れないような言い回しをしましょう。文頭には日ごろの感謝の言葉を添えるほうがいいです。

あくまで、手紙だけで解決しようとせずに、きちんとお会いして話すことが前提です。

電話の方が丁寧です。

先生との話し合いの方法としては、よい方法から上げると、直接会う→電話→手紙(連絡帳)という順番になります。

なかなか会うことが難しい場合は、これにこだわる必要ないです。

ポイントとしては…

  • 文章には感情が表れないように丁寧な言い回しにする
  • 日頃の感謝を添える
  • 連絡帳はきっかけ、直接会って話すことが最も大事
  • 会えなければ電話できちんと話したり聞いたりする

連絡帳は、書いたものが残ります。また、字ずらだけではわからない内容もあります。連絡帳に書くことは子どもも読むこともあります。内容もできれば連絡程度にとどめ、大事な内容は電話で話したり、会って話したりすることが誤解がなく済みます。

トラブルにならないための心得

連絡帳はできるだけ連絡する内容に限定し、大事な内容は活字として残さないようなことも必要です。書いてある内容はその詳しい中身はわかりにくいものですし、言葉だけが独り歩きして、ややこしいことに発展してしまうこともあります。

よいことはいくら書いても問題になりませんが、苦情的なことや意見は書き方次第で受け止め方が変わります。言葉はナイフよりも切れるなんて言いますが、グサッとくる一言はずっと心に残ります。

それがすぐにトラブルになることはないでしょうが、時々、これは後で読んでも困るとか読まれたくないページなどは切り離されていることもあります。

 

連絡帳に限らず、学校への苦情や意見は直接会ってお話しすることが最もわかりやすくお互いに分かり合える方法です。連絡帳はそういうことの挨拶代わりに使えるといいと思います。

気になることを伝え、直接会って話し合い、家に帰って振り返り、お礼を伝えたり、さらにお願いしたいことを書いて次の日に持たせるとか。そんな感じでしょうか。

御礼の一言は本当にありがたいです。いろいろな問題も話せば分かり合えることです。勇気をもって先生とお話ししましょう。

まとめ

連絡帳はあくまで連絡帳です。必要な時に使うものです。これがないと困るということにしてはいけないでしょう。依存しすぎることは何でもダメです

大事なことや心配なことは会って聞くことが一番いいです。その手間をせずに、子どものことを心配するようでは学校としても?という反応です。少々キツイ言い方ですが、自分の時間を使ってでも先生に合うとか、学校に出向くとか、そういった姿勢が人を動かすことになると思っています。電話も面倒だという人が多くなっています。電話は会って話すのと同じくらいのパワーが必要なのです。ですから、電話でも大いに大きなアクションになることを忘れないでください。

 

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