小学校の三学期はもう一年間の学習も活動もほぼ終わり、あとは卒業や進級に向けて、後片付け的な雰囲気が漂っています。
親御さんの集まる懇談会も三学期に一度あるだけですが、これがなかなか厄介な存在です。
役員の引継ぎや子どもたちとのお茶会なんてことがよく計画されています。ですから、一人一言を話す機会なんてないことが多いのですが、最近はお茶会も廃止になり、余計なことに時間を割かない傾向です。
ということで、最後の懇談会は一人一言が復活しているようです。一言って簡単のようでうまいことが言えないことが多いものです。あとで、あんなこと言わなければよかったということは結構ありますね。
そこで、懇談会の一言のために心得を紹介します。
小学校三学期の懇談会はここが違う
小学校の三学期はいよいよ学級も終了するということで、いつもとちょっと違う懇談会になることが多いです。
授業が終わり、そのあとが懇談会ですが、三学期は親子で茶話会なんてことがよく行われてました。
しかし、昨今、この茶話会の経費や茶話会の在り方について見直しが行われるようになり、茶話会は実施しない学校が多くなっています。
親が学校に来れないことや学級の活動費が茶菓子代になっていることは今の時代にそぐわないということでしょう。
ですから、通常通りの懇談会になっている学校が多いと思います。
ただ、三学期で最後の懇談会ですから、先生へのお礼があったり、最後だから一年間の取り組みの反省をしたりすることでしょう。
それで、出席者から一言ずつ感想や子どもの話などをしてもらうことが傾向としてありますね。
茶話会があれば、一言なんてことはありませんが、茶話会がないならば、一言何か話さないといけない状況になっているでしょうね。
まあどちらにしても、何か話してもいいように心づもりは必要です。
それも、学級も一応これで終わるので、皆さんや役員さんへのお礼の一言を入れるといいでしょう。
春休みの過ごし方やコロナ禍のこともありますから、直近のことでもいいですし、新学期への不安や期待などを話していいでしょう。
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小学校三学期の懇談会で話すとよいこと
学級の懇談会ですから、一人ずつの話す時間は1分ぐらいがいいのですが、そんな短い時間では話せないでしょう。大抵は、2分ぐらいはしゃべってしまうものです。
でも、できる限り短く話すほうが好感が持てますね。ダラダラと話すより、1個の話題で自分の反省を必ず入れることがポイントです。
子どものことを話しだすと止まらなくなるので、話す内容はあらかじめ決めておくことです。
学習のことなら学習のこと、生活のことなら生活のことと決めることが大事です。
学習のことと生活のことの二つを話すと大抵話が長くなるので、他の親御さんの話す時間が無くなるというよりも、懇談会の時間がどんどん長引きます。早く帰りたい親御さんもいますので、話は短くがポイントです。
まとめると…
- 話は短いことが重要
- テーマは一つに絞ること(学習と生活を両方話さない=話が長くなるから)
- 自分の反省も必ず入れる
- 話す内容はあらかじめ決めておく
メモ書きしていく必要はありません。その場で話せばいいのです。
言いたいことがないなら一番困っていることを話せばいいです。
上手くいっていることは他人は案外聞きたくないものです。ですから、自分の失敗談を話せばいいという感じですね。
つまり、うまくいっていないことや不安なこと、自分の反省などを皆さんは聞きたいというよりも聞きやすいということではないでしょうか。
上手くいっていることは自分の家では取り入れられないと感じます。ですから、あなたのうちもそうなのかということになると、安心するのですね。
いい話よりも失敗した話や困っていることを話した方がいいと思います。
小学校三学期の懇談会は話すよりも参加することが大事
三学期の懇談会は、一年間のうちに一度も出席しなくても、最後は出席して義理を果たす?人が多いのも確かです。
やっぱり子供がお世話になっていることですし、いくら仕事が忙しいと言ってもやりくりして出席している親御さんはたくさんいます。
忙しいのは理由にはなりません。子どものためにというよりも、時間を作り出すことは別の問題でしょう。
ですから、最後の懇談会があるのであれば、それは必ず出席して親の役目を果たすことが自分にとっても気分がいいと思います。
懇談会は話すとか話さないとかそういうことも確かに負担になるかもしれませんが、出席して皆さんの声を聴いたり先生の話を直接聞いたりすることが懇談会の大事な部分です。
出席しなかったら理解できることもできなくなるものです。
自分自身がその場で聴いて理解することと人に聞いて理解することとは、別物なのです。
参加してみると、意外にもいろいろなことが見えたり、不安に思っていたことが払しょくできたりすることはよくあることです。
なんでもそうですが、入ってみないとわからないことはたくさんあり、入っていないうちは不安が募りますが、気にしているのは大抵自分だけだったりします。
だから、自分から壁をつくらないようにするには、とにかく参加したり出席したりすることが本当に大事なことだとわかります。
だから、最後はちゃんと出席して懇談会の悔いを残さないことです。
まとめ 話すことはなんでもいい
懇談会で話すことは楽しいはずなんです。
楽しくなれないのは、その学級の親御さんたちが心開いていない状態ということが多いです。
懇談会で笑いが響くような学級は、親御さんたちが何でも話せる状態になっているのです。
話さないことをみんながしていたら話さない学級になります。子どもの姿は親の姿です。
子どもがぎくしゃくしているのは、親同士がぎくしゃくしていることが多いのです。
懇談会で話すことは、学級の雰囲気をどんどん良くしていくことなのです。その輪に入ろうとすることがポイントです。
だから、進んで懇談会には出席して、何でもいいから話すのです。
黙っていては何も伝わりません。話せばわかると言いますよね。
まさに、これです。
三学期最後の懇談会は、
- 必ず出席する
- 何でもいいから自分のことを話す
人生や事業で成功している人がよくこんなことを言いますね。
楽なほうと大変なほうとどちらかを選ばなくてはいけないとき、それは大変なほうを選ぶ。
懇談会嫌だなあ、話したくないなあ、行きたくないなあと思いながらも、出席しているあなたは既に大変なことを選び、それから学んでいるということです。
きっといいことがあると思います。
小学校三学期懇談会で何を話せばいいの?一人一言はこう話そう!のお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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