授業参観感想や連絡帳の書き方のポイント!授業アンケートも気軽に書こう

授業参観後の感想を担任や学校職員は結構気にしている。その期待と不安にこたえるのが保護者でもある。

ちょっと手間のかかることですが、参観日の感想は何でもいいので書いてください

学校の参観日の感想は必ず間違いなくきちんと読まれています。これは本当です。学校は保護者の反応が知りたいのです。

授業参観の感想は、担任のためにも学校のためにもなります。先生を支えるのは、保護者の皆様なのです。そんな意味もあり、感想を書いてもらっています。

でも、何をどう書けばいいのか、困っているようなら、一度この記事を読んでみてください。

小学校授業参観の感想の書き方について3つのポイントを紹介します。

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小学校授業参観の感想は本当はすごく気になる先生たち

授業参観の感想は様々ありますが、担任としては、どんなふうに捉えられているのか気になります。

いくらいい感想があっても、マイナスな評価が一つでもあると、気持ちはブルーになりますね。

最近では、学校へのクレームは当然の出来事になっていますが、担任教師は自分たちの指導やかかわりがどのように評価されるのか気にしない教師はいないでしょう。

学校の責任者の校長や教頭も教師の贔屓はできないですし、保護者対応は神経を遣いますから少しでもいい感想をもらえると嬉しいのは間違いないです。

保護者の感想にビクビクではないのですが、保護者は教師にとって見方でもあり、商売なら顧客ですから、お客様の声は合格なのか不合格なのかみたいなものでもありますね。

自分の過去の経験で、最もショッキングで印象的な感想があります。

「先生たちは、この学校に自分の子どもを通わせたいと思いますか?」というものでした。

学校の職員の意思疎通が不十分で、教職員のまとまりに欠けていた学校でしたが、先生方はそれぞれに頑張って指導していたのは確かです。でも、子どもたちは落ち着きがなく、楽しい学校とは言えない子どもたちも多かったと思います。

私はこの感想を知った時から、それなら、この学校に入学させてよかった思う親がたくさん出てくるようにするしかないと思い続けていました。この学校を根本から立て直さないといけないと本気で頑張りました。

いい感想は確かにうれしいのですが、保護者の学校や先生方への忠告や批判が学校を良い方向に動かすことは確かにあるのです。

授業参観は見てもらうためにしているわけですから、それを見てどうだったのかを答えることは、学校と保護者のキャッチボールと同じだと思います。

だから、一番残念なことは、何も反応がないということです。感想を寄せてくれないことです。悪く言うと「無視」されたみたいなものです。

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小学校授業参観の感想の書き方

誰でもマイナス評価なんて聞きたくないですね。褒められればうれしいです。さらにやる気になります。自信にもなります。

でも、本当にいい関係をつくるには、あなたもわかっていると思いますが、いいことも悪いこともお互いに言えることが大事です。そして、それをちゃんと肯定的に捉える姿勢を持つことです。

最近の授業参観の感想や学校アンケートは、問題点を探し出すため、学校をみんなで作っていくというねらいでもあるのです。学校づくりにかかわる最小限の負担として実施しているのが、保護者の声を聴くことです。

保護者は、感想を寄せたり、アンケートに答えたりすることです。

授業参観感想の書き方ポイント1

親の立場としては、先生にお世話になっているという引け目を感じる方もおられるでしょうが、いいことでも、ちょっと気になることでも、そのまま感じたままに書いてくれることが担任としては有難いことなんです。

だから、授業参観の感想は、正直に書きましょう。

正直に書くと言っても、ポイントがあります。

それは、伝えたい内容についての気持ちを正直に書くのです。感想は表情が読み取りにくいものです。いいことは気兼ねしないのですが、よくない内容は気兼ねしますよね。その気兼ねする気持ちを書けばどんな感情で伝えたかったのかが少しでもわかります。

思いやりっていますよね。これって、思いをあげることです。気持ちを伝えることが言葉だけだと不十分なので、その気持ちさえも伝えるということにしたらどうかと思うのです。

いいことについても悪いことについてもそれを伝えるにあたっての気持ちを正直に書いてみてください。

正直に書くということは、自分に嘘偽りがないことになりますから、その姿勢はとても大事なことです。いいことは書きやすいでしょうけれど、心配事や不審点は言葉を選んでしまいますね。でも、感想の終わりにちゃんとこちらの気持ちも伝えればいいのです。

なんかクレームを入れているような内容なってしまうことを心配するなら、その何か嫌な気持ちにさせてしまうなあというその気持ちも書けばいいと思います。

また、失礼にならないように、ねぎらいの言葉を入れたり、日ごろの感謝の言葉を入れたりすれば柔らかく伝わります。

授業参観感想の書き方ポイント2

自分の子どもが通う学校をよくしたいという気持ちで書きましょう。

学校をよくするためには、様々な観点から物を見たほうがいいのです。学校の先生たちの力だけで学校はよくなりません。それははっきりした事実です。

先生たちが気づいていないことは意外にたくさんあります。先生たちは全てを察知して、確実に手を打っているわけではないです。到底、先生たちだけでは無理なことです。

先生たちが気づいていないことはあるものです。だから、何か変だなあとか気になったなあということあれば、遠慮しないで、感想に書いてみてください。

授業参観日は、自分の子どものクラスや我が子の様子を見に行くのが目的ですが、そのわが子が暮らしている学校そのものに目を向け、我が子を取り巻く子どもたちに目を向けてみてください。

前よりもよくなったのかという比較の気持ちも大事です。自分の子どもだけがよくなるなんてことはないです。みんなと一緒に成長しています。

だから、学校の環境はどうなのか。他の子どもたちはどうなのか。ということです。

花壇の花が枯れたままになっているけどいいのかな、教室のロッカーがぐちゃぐちゃになっているけどあれはいいの?なんてこともいつものことだから言ってもしょうがないとあきらめていることになってしまいます。それでは、学校はよくなりません。

学校をよくするきっかけは、保護者の声でもあります。

授業参観感想の書き方ポイント3

いいことは匿名でもいいけれど、意見やクレーム書くなら、匿名にしない。

現代は、匿名をいいことに、何でも言いたい放題です。SNS上の書き込みは、無責任で攻撃的な相手への非難や批判があふれています。

ある学校では、学校のアンケートや授業参観の感想は担任に提出したり、学級で回収したりするから、だれが書いたかわかるので、クレームなどが書けないなんてことがありました。

そもそも匿名なんてことにすると、相手を思いやるような内容や表現にはなりにくくなる傾向が強く。攻撃的で恐ろしい。ケンカを売るような行為は解決にはなりにくい。

教育に関係することで感想を求めているのですし、よりよい指導や理解をするために行っていることです。

気軽な内容であれば、無記名でも問題ないのですが、大きな問題になりそうな内容に限って、匿名になっている傾向が強いです。隠すということは、ますます問題をややこしくするばかりです。

さて、誰に尋ねるか?二度手間ですね。話してくれた人がはっきりしているなら、その方から話を聞き、動くことができます。

教師はとにかくいろいろな雑務に縛られていますから、時間がないんです。教師に協力するなら、匿名はよい選択ではないです。

オープンにすることはわかりやすいことになります。

隠さないで言いたいことを述べようとしているのですから、匿名はやめましょう。学校の関係者なのですから、それも身近な関係者なのですから、よくないことは解決しないといけません。それには、いろいろなことが明らかになることがとてもとても重要です。

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授業参観感想に連絡帳もどんどん使う

感想を出しそびれたが、言いたいことあったんだなあってことは意外に多いようです。

緊急な内容でもないし、いいかなって、そのままにしてしまうことはチャンスを不意にすることになるかもしれません。

気になったことがあったら、遠慮しないで学校に伝えることがいいことなんです。

教師として家庭との関係作りでよく言われることですが、家庭との連絡を密にしているかどうかということです。

子どものことをよく知りわかっているのは、親です。その親と情報をやり取りすることが子どもを適切に育てる方法でもあるのです。

だから、保護者が気になったことは、すべて教育に関係することです。

我が子のことでなく、他の子どもの様子や学校の環境についても、気になることはほぼ間違いなく大事な情報になるのです。

感想には書けなかったことでも、連絡帳に書いてほしいですね。

この連絡帳があるおかげで電話やメールのように即座に連絡する方法としてはちょっとかないませんが、その日書いたら、次の日には確実に先生に届くわけですし、忙しくても使える手段です。

まとめ

何でもそうだと思うのですが、物事を進めることや変えることは、大変なことのようにとらえられますが、実はちょっとした手間の積み重ねだと思います。

感想を書く手間を省かない、その1分1秒を自分以外の誰かのために使っていることが世の中をよくしていくことになるのではないかと思うのです。

授業参観感想や連絡帳の書き方のポイント!授業アンケートも気軽に書こうのお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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