小学校の先生の結婚を多く見てきた陰で、ずっと独身のまま先生をされている人も数多く見てきました。
結婚したくないわけではないのですが、まず言えることは、本当に出会いの少ない環境にいるということです。
仕事は充実していますが、激務の中でプライベートの時間なんてない!という理由であきらめている人は少なくありません。
でも、結婚できている人はどうして結婚できているのかというと、それは出会いがあるからなのです。
小学校教員は結婚できないのではなく、結婚できないような行動をしているからだと私は思っています。この人は結婚しそうだなとか、このままだと相手は現れそうもないなあとか、それはほぼ予想通りでした。
婚期を逃しそうな小学校教員の方やこれから小学校の先生になる人たちの結婚観の参考になれば有難いです。
小学校の先生は出会いの場がほぼない
小学校の教員に限らず、中学校の教員も同様でしょうが、義務教育の教員は朝から晩まで働きづくめで朝早く出勤し夜遅くまで仕事をしないと終わらない世界にいます。
一日の移動は家と学校の往復です。仕事帰りに楽しむなんて暇はまずありません。
休日も土日のどちらかは、学校で半日以上もしくは丸一日仕事をするのが当たり前です。
家庭のある女性の教員でも時間があれば、学校に来て仕事をするくらいですから、とにかくいくらやっても仕事に追われるのが教師の宿命だと思っています。
若い先生たちの中には教師としての仕事に夢中で取り組んでいる人が多く、学校で何時までも仕事をすることに喜びを感じている人もいます。
誰もいない自宅に帰っても面白くないから、いつまでも仕事していることに苦痛など感じていない人もいます。
また、教師は何でも一人でやらないといけないのですが、自分のペースで仕事ができるのでだらだらとやってしまうことが多いですね。それもよくないことなのですが、さっさと仕事を終わらせて、遊びに行こうなんて先生が意外に少ないのです。
計画的に生活を送ろうとしていないと、仕事に振り回される羽目になりますが、それでも子どもたちとの日々は楽しいものですから、学校で仕事をしている時間は余計なことは考えなくてもいいのですから、意外に楽でそれなりに充実感は大きいのです。
仕事もプライベートも充実している先生というのは少ないように思います。
それも小学校の先生には多いので、なおさら出会いの場なんて訪れないのだと思います。小学校の教員が結婚できない一般的に理由は次の通りです。
- 学校と家との往復の毎日で遊ぶ時間がない
- 仕事が充実しているので、それで満足している
- 学校現場に若い人がほぼいない(これから増える都道府県もあるが)
- 飲み会減少、保護者とのおつきあい減少できっかけづくりも減った
恋愛は出会いが必要ですが、学校ではその対象となる男女がほぼいない状態で、いても既婚者だったり保護者だったりして、不倫関係が生まれてしまう場合もあるのです。
出会いになるような場にこちらから入り込んでいく行動をしていくことが小学校教員には必要になってくると思います。
小学校の先生が出会う場は研修会がねらい目
出会いの場を求めると言っても、超多忙な仕事をこなしている小学校教員にとっては簡単なことではありません。
そこで、仕事をしながらも出会える場としておすすめなのが、教師にとって重要な仕事でもある研修の場です。
都道府県の教育センターが企画実施している研修はよいものがたくさんあります。また、若い教員が多く研修会に参加してくるので、新鮮な雰囲気があります。
研修会は最近ではただ講義を聴くだけでなく、ワークショップなどを入れることが多く、グループで活動したり話をしたりすることがありますので、思わぬ出会いになる可能性大です。
先生方はとかく大人しい感じでさらに仕事上恋愛目的で研修を受けるなどの邪な気持ちは敬遠されるものですが、人と話すことは教師にとってはコミュニケーションの練習です。
子どもたちにコミュニケーション力を期待しながらもそれを教える先生自身が引っ込み思案では子どもの気持ちに寄り添うことはできません。
何事も挑戦です。経験することでその本当の中身がわかるものでしょう。
研修会はただ講義を聴くだけでなく、どこかの先生と同業者として会話を楽しむぐらいの気持ちがあってもいいのではないでしょうか。
先生たちは教室ではふれあうことを大事にしながら、外に出ると貝のように押し黙って静かにしている人がなんとも多いですね。
あれが先生の硬い姿勢になっているのだと思いますね。もっと明るく快活であるべきでしょう。少なくとも、人と話すことを拒んでいるようでは、相手を知ることにはなりません。
出会いの場で人を寄せ付けないような態度や雰囲気では人は寄ってきませんね。
柔和な態度で研修会に参加して、相手からこちらに近づいてきてもらうようなことを狙うべきだと思います。
- 教員の研修会は積極的に参加して、行動することで相手をみつけよう
- 研修会は話すチャンス 教師自らコミュニケーションを練習すべし
- 第一印象は柔和な感じを与えることがポイント 硬い雰囲気には人は寄ってこない
学校の仕事は学校にいるだけで完了してしまいます。時々、その空気を吸うことをしないと、教師は世の中のことをよく知るべきですから、教室を離れて見聞を広めることが必要だと思いますね。
小学校の先生はプライベートを充実させよう
仕事が忙しくて出会いもなければ、プライベートな時間も少ない小学校教員は、恋人いない歴長いなら、そのままで10年くらいあっという間に過ぎますね。
そういう先生たちを今までたくさん見てきました。
仕事が忙しくてもいくら子供に尽くしても、結婚できるわけではありません。当然のことです。
そのうちそのうち何かあるかもでは結婚なんてできるわけがないのです。ドラマや映画のような出会いがあるかもしれませんが、可能性は限りなく低いです。
若いうちに結婚している小学校教員は、何かしら行動している人です。
可能性がないところにいてもダメなんです。特に、結婚できていない人たちのほとんどが待ちの姿勢や出会うような場にいないので、そもそも可能性が低いのです。
結婚できている人は、行動しているのです。それは、とにかく仕事以外のことをしているということですね。
趣味でも何でもいいのです。家から出て、行動している人が出会えるチャンスに巡り合うのでしょう。
例えれば、宝くじは買わなければ当たりませんね。どうせ当たらないから買わない人にチャンスは来ないということと同じですね。
つまり、行動しているからこその話なのです。
学校の中にいるだけで結婚相手を探すのなら、待つしかない。でも、外に出て行動するなら出会う機会はいくらでもあるのです。
仕事ばかりに傾注しているのは何も問題ないですし、教育界や保護者や子どもたちにとってもなんら文句はありません。むしろ、有難いことです。
でも、仕事をいくら頑張っても結婚相手を探してくれるわけはありませんし、教師の仕事がいくら優秀でも結婚したいと言い寄ってくる相手などまずいません。
小学校教員は、狭い世界に生きている運命なのですから、人生に潤いを求めるなら別の世界でも行動するほうがいいのです。
これは、何も教員に限ったことではありません。男女の出会いは本当にわかりませんし、行動したからいい結果が生まれるとは言い切れません。しかし、少なくとも、結婚を半ばあきらめているなら何もしなくてもいいでしょうが、男女の関係を求めているならばそれは結婚に結び付く可能性が高いのです。
そんな思いをもって生きているならば、行動しない限り現状を変えることはないです。変えたければ動くことです。動けば何かがわかります。
小学校教員が仕事も大事ですが、プライベートな時間を充実させることでその人自身が輝きを増すのです。
その生き生きとした姿勢が運を引き寄せるのかもしれません。
- 仕事に生きがいを感じて邁進しているなら結婚は気にしないからそのままでもいい
けれども、結婚によって人生観は変わりますよ。結婚をしたいなら出会うしかありません。
- 仕事も大事だけど、結婚したいと思うなら行動しないと何も変わらない
- 趣味でも旅行でも合コンでも積極的に行動することが人生を変える
- そのうち何とかなるは何もならないことに気付くべき
もう一度言いますが、小学校教員で結婚できないのは、2種類しかいない。結婚よりも仕事で十分と思っている人と、何もしないであきらめている人です。
小学校の先生は仕事に明け暮れているうちに婚期を逃す
小学校教員は、結婚しても仕事優先の人が非常に多いです。
少なくとも、家庭よりも学校のことを先にやらないと家庭のことは気持ちよくできません。そのくらい学校の先生は家庭を犠牲にして、子どもたちのために日々わたくしのない生活をしていると言っていいでしょう。
そんな気質の人が多いものですから、気が付くと30歳になり、仕事も責任感が増し、そのうち主任になりさらに学校優先になり、気が付けば40歳なんて先生が結構います。
教員は、公務員の中でも給料は高いので、独身の先生で40歳にもなればお金に困ることもないですから、好きなことして生きているならそれで満足と言えますね。
実際、仕事していればプライベートなんてどうでもいいわけで、子どもたちと日々充実した生活になれば、生きがいを感じている先生も多いでしょう。
結婚なんてしなくても何も平気になってきますし、先生をしていく過程で結婚しているかいないかなんて全く関係ありません。
結婚していない先生の多くは、結婚できないという何か欠点を持っているのではなく、教師という仕事に一生懸命でそれ自体が楽しくて日々充実しているために結婚をしなくてもいいという気持ちになっていると言えます。
教師は帰るのも遅いし、子どもができたら仕事をするのは大変になるし、小学校教師は担任がほとんどですから、休めないし、代わりはいないし、独身でいるほうがやりやすいです。
小学校教員は、仕事の性質上出会いがなければ教師に没頭できるため、出会いのない人生を送っている限り結婚する気にはならないとも言えますね。
結婚したいという思いがあるならば、すぐに行動しないと確実に婚期を逃し、40歳を迎えたら、ほぼ確実に独身人生になると思っていたほうがいいでしょう。
小学校の先生が理想の結婚相手に教師を選ばない理由
小学校教員同士での結婚はおすすめしません。
相性がばっちりならばいいですが、子どもができて両親が小学校教師というのは大変です。もちろん中学校も大変なんですが、夫婦が義務教育の先生というのは子育てには向きません。
どちらかの家に入って、祖父母が子どもの面倒を見てくれるならいいのですが、そうでなければ仕事をしていくのは本当に大変です。
時間内に仕事を終わらせることはまず無理です。計画的に仕事をする相当な力量がないと、家庭生活やプライベートは確実に犠牲になります。
学級経営や校務を確実にこなしていける力がどうしても必要ですから、夫婦二人が小学校の先生なら、祖父母などと一緒に暮らせる環境を選択しましょう。
そういうこともきちんと考えて結婚したり、結婚後に環境を整えたりすることで小学校教員同士の結婚は無理ないものになるととらえてください。
それでも結婚をするということなら、学校よりも家庭を優先する人と一緒になりましょう。
そもそも、家庭を大事にしないような働き方ではそのうちどちらかが不幸せを感じたり、破局を迎えることになったりします。実勢にそうした教師は少なくないのです。
二人とも小学校の先生の仕事に夢中になることは結婚生活には向かないことを心得ておき、相手とよく話し合うことが大事になるでしょう。
まとめ 小学校の先生の結婚は早いほうがいい
小学校教員は、年齢が上がるほど、仕事は充実します。仕事の仕方も上手になりますが、簡単になるということではありません。
二度目の結婚はこの限りではないです。バツイチは失敗を生かしますから、結婚する以前にちゃんと人生設計をするので、このお話には当たりません。
初婚の人がどうするべきかというお話です。早めに結婚をしましょう。30代のうちには結婚しましょう。女性ならこの時を逃すと40代での出会いは本当に厳しいです。男性でも40代ならもう若い先生に出会うぐらいかもしれません。
仕事以外で出会いがない限り40代の結婚は本当に厳しいです。
教師という世間からも正しいふるまいを求められる立場にいると、私的な欲求をどんどん抑え込んでいく傾向が強いです。
年齢が上がればなおさらです。教師のわがままは本当に少ないのでさらに婚期を伸ばししまうのです。
小学校教員は結婚できないことについて、まとめます。
- 校内(職場内)での出会いを待っていてはダメ
- 仕事に追われないように仕事をこなし、プライベートを充実させよう
- 積極的に行動することで出会いの機会が多くなる
- 小学校教員同士の結婚は家庭生活を優先する人を選ぼう
- 婚期は30代までだから、結婚をしたいなら行動あるのみ
小学校教員の結婚についてどうすればいいのか参考になれば有難いです。小学校教員に限らず、結婚は出会いがないと何も始まりません。
仕事に夢中になるばかりでなく、人生を充実させようという行動が結婚を連れてきてくれるのかもしれません。
人生を仕事にばかりに依存しないで、どう生きるかを考えてみてはどうでしょうか。
小学校の先生は結婚相手がいない⁉小学校教員の結婚について考えるのお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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