小学校のテスト何かおかしい?算数と国語のテストはどうなの?

小学校のテストって、子どももいろいろと勘違いしたり、ケアレスミスが多かったりするので、教師もある程度大目に見るような採点がありますね。

ところが、やはりテストは学習の成果を問うものですから、普段の学習がどうであるか、授業の内容はどうなのか、ということが重要になってきます。

小学校のテストがなんかおかしな採点で親が疑問を持ったり、子どもへの配慮で×にならなかったりすることがあるものですが、テストは公平に採点するべきですし、あいまいさはその子の学習にもプラスにならないと思います。

小学校のテストの何がおかしいのか、どんなことに気を付けるべきなのかを紹介します。

小学校のテストってできて当然のテスト⁉

小学校のテストのおかしい点を話す前に、小学校のテストの現状をお話しします。

小学校のテストはそのほとんどが学習した単元ごとに作ったり、作られたりしています。

小学校の場合、複数学級があれば、学級ごとにテストをつくることはまずしないでしょう。

テストの内容が教科書で勉強したことを忠実に再現しているので、教材会社のテストを利用することがほとんどです。地域によっては、自作のテストを担任が作っていますが、手間も時間もかかるので今の学校多忙化の中では難しいことになってしまいました。

教材会社の市販のテストは簡単な問題から、難しいものまできちんと網羅されているので、いちいち教師が考えなくてもいいように、非常に的確に作られていると言っていいでしょう。

小学校のテストは、教材会社が教科書の内容を平均的に取り出し、上記の観点で問題をバランスよく作成するので、内容を過不足なく理解している子どもにとってはとても楽なテストと言えるでしょう。

小学校のテストはテスト勉強を必要としません。

一番の大きな特徴は、授業が終わって記憶が新しいうちに行います。単元が終わってすぐに実施されることが多いです。テスト範囲もそのままです。昨日までやっていた問題を同じようなものが出てきます。

ですから、小学校のテストというものは、基本的にできて当然の内容なのです。

つまり、どのくらい理解できているかを確かめるテストと言っていいでしょう。成績も90点以上がよくできるということになります。80点程度ではよくできたとは言えないことになります。70点以下は、かなり理解不十分ということです。

考えることを重視しているけどテストはそこまで測れない

小学校の算数では、特に公式がよく出てきますが、この公式の理解させる過程があり、これが子どもにとって非常に理解しにくいものになっています。

そもそも理屈は順序だてて考えていくものですが、それ自体が子どもにとって複雑に感じるわけです。

ですから、最終的に公式を使えば解決できることから、記憶に残るのは公式になりやすいです。

ところが、問題自体がただ当てはめればいい問題ばかりではないので、問題をよく読まない子どもや読みの理解力が乏しい子どもは簡単に間違えてしまいます。

そもそも読んでも理解不十分の子どもたちは考える方向が違っていますので、自分なりには考えているのですが、正解にならないのです。

文章を読むにも、考えるにも順序良く理解していかないと正しく理解することができないということでしょう。

覚えるだけなら簡単ですが、それだけでは学力は伸びないということになっています。

このあたりの考え方は、理解できますが、学習するための方法がちょっと複雑ですね。

考える力を教師は大事にして、過程を重視した学習を行いますが、考える時間というのは楽ではないので、子どもたちは考えなくても簡単に解決する方法を選びますよね。いちいち面倒なことはしたくないわけです。

これは、大人の世界でも同じで、考える時間は確かに必要ですが、考えている時間は行動が止まるわけですから、行動するための方法を選ぶのは当然ですね。

だから、算数でも理屈よりも公式を当てはめるというほうがずっと楽に解決できますしね。

理科や社会は覚えたことを問われることがほとんどです。テストのほとんどがこのタイプですから、

きちんと覚えていればほぼ満点です。

算数の問題は必ず覚えただけでは正解できないものが必ず出てきます。どうやら、算数は理解力は大事な部分であり、計算の処理能力も欠かせませんが、意地悪というかひねってあるというか、考えさせようという傾向が強いですね。

教科書の内容を大事にする

教科書の内容を教えれば、まず問題なく学習内容を勉強したことになります。ですから、教科書をきちんと教える先生がほとんどです。

教科書も非常に良くできています。でも、参考書ではないので、すべての内容が網羅されているわけではなく、授業のために活用する基本的なものです。

参考書のようないろいろなことがたくさん載っているものではないため、教科書の内容をきちんと理解していれば、テストはほぼ満点をとれますね。

これは算数だけの限らず、社会も理科も同様です。市販のテストも、教科書の内容に対応した問題ばかりですから、教科書をよく理解していれば、小学校のテストはほぼ満点です。

大人世界ではOKだけど、小学校ではNGなこと

小学校のテストのおかしさの一つが大人になれば許されても、小学校では×になることがありますね。

例えば、漢字が間違っているので、×にしているということです。漢字のテストではないので、大目に見るということもありますが、そのあたりが先生の裁量で〇になったり、×になったりするのが小学校らしいと言えます。

名称をこたえるのが問題ですが、漢字で書いてほしいのに、ひらがなで書いてあるものについては減点です。習っている漢字を使えてなかったり違う漢字を書いていたりすると、バツになる可能性もあります。

国語では、読みの問題で答える内容が意味としては合っているのですが、抜き書きするように指示があれば、その通りになっていなければそれはバツとなる可能性があります。

問題を読み間違える子どもが非常に多いために、問題をよく読めていないのはその子自身の姿勢として正す必要があるとみなされるため、減点です。

算数では、かけ算の式でその意味を問われる場合、答えは同じでも、確実にバツになります。

3×2=6 この意味は、3という単位量が二つ分あるという意味です。

ですから、式の3×2と2×3は意味が違うものとしてとらえられています。

一皿3個のリンゴが2皿あって、リンゴは全部でいくつあるかという問題としてあらわすことができます。

このような答えは同じでも、考え方を理解しているのかどうかという点を大事?にしているため、正解とはならないのです。

このあたりが小学校の勉強をかえって難しくさせてしまっているのかもしれません。算数なのに国語の要素が入っていて、それも理解しないとできない。特に、文章題になってくると、算数の問題というよりも、文章をどう読み取るかという力が必要になってきて、非常に困難な問題に見えてしまうのです。

教師もあいまいになりやすい採点方法と落とし穴

小学校の場合は、テストの点数は確かに成績には影響しますが、授業や普段の学習態度を重視しているので、その子の良いところを積極的に評価しようとします。

テストにおいても、正解ではないけれど、ほぼ答えは合っているので、〇とする場合はあります。算数などの答えがはっきりしているものは、そんなことはなかなかできませんが、国語の答え方によっては、正解の範囲が広がるので、内容的に理解させていれば、〇にする傾向は高いですね。

ところが、そういった温情をかけるようなことをしていると、子どもは大体あっていればいいという甘さが生まれてしまい、確実に答えていくという姿勢がなくなってしまいます。

国語のテストならば、誤字脱字は減点です。算数のテストで、答えに単位が必要なのに書いてなければ、減点ではなく、×です。

あいまいさをなくして、的確に答えることが大事であることを教えていく必要がありますね。

そもそも、算数でも国語でもテストの答えは基本的に一つです。

国語の読み取りについても同様です。テストの答えというものは、いくつもあるのではなく、一つの正解を見つけるためにあるのですから、もっと言うと、テストはその一つの正解を答えることができるかを問いているものですから、様々な考え方を問うのであれば、別の機会でそういうことをテストすればいいのです。

ですから、小学校の単元のテストというものは、正解は一つだけであり、それを的確に答えることを子どもたちにも理解させていく必要があるでしょう。

算数テストのために指導すること

解き方も理解しているけど、計算ミスでそれも不注意なミスで×になる子どもが多いものです。計算ミスをしないためには、計算力を高めないといけません。

計算力が高ければ、ミスも少なく時間もかからないので、テスト時間を余裕をもって対処できます。計算力が高い子は大抵点数は高いものです。

反面、計算力が低いと、時間がかかり、問題を解く余裕がなくなります。時間いっぱい使っても終わらないということも出てきます。テストを受ける以前に、もう点数がとれないということがわかっているようなものです。

計算力はとにかく練習でしかありません。

小学校の段階で計算力の差が表れるのが、4年生ごろですが、それは、加減乗除を3年生までに一通り学習した後に、それらを活用することが出てきます。その時に、この加減乗除がマスターできていないので、太刀打ちできないのです。

計算力を高めるには、どうしたらいいのか。

答えの一つは、暗算の力を高めることです。

書いているようでは遅いのです。頭の中で計算できるということが、計算力向上の道です。

国語テストのために指導すること

国語のテストは、読みのテストは難しくありません。

気を付けるのは、次の点です。

答えが理由を述べるときには、必ず「○○だから」というように語尾につけることを忘れないようにさせましょう。

これは、基本です。

文章から読み取って必要な部分を答える問題については、余計なことを書いている場合は、減点です。

とかく、国語の問題は、叙述から答えるものが多いのですが、問われていることについて、どれが正解なのかを読み取れているかどうかが大事なので、だらだらと多く書いてしまう子どもには、注意を与える必要があります。

正解の部分が入っていればいいというあいまいさを改善させないと中学でも苦労します。

まとめ 小学校のテストが変なテストにならないように

小学校のテストの問題は、教科書の内容がそのままテストになりますから、授業で何を学習させるのかを教師は的確にとらえておく必要があります。

さらに言いますと、テストの内容はどんな内容になっているのかを把握したうえで、授業でも大事なポイントを押さえていく必要があるでしょう。

どのくらい理解できているかを問うのが小学校のテストで、授業の理解度がそのままあらわれるものです。

教師がどんな授業をして、何を大事に教えているかがそのまま点数に出てきます。単元によっては、難易度が異なりますが、どちらにしても普段の授業で「これはいいけど、これはダメよ」という感じで、明らかにしていくことがテストの正解のあいまいさをなくしてくれると思います。

小学校のテストでも、答えは一つで正確に答えることを大事に指導していくことが変なテストを改善することになると思っています。

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