女子格闘家としてはまだ20歳という若い和田せりなさんですが、ブレイキングダウン6で人気を博し、美人格闘家として多くのファンがいます。
そんなせりなさんの強さは、何と言っても、彼女自身が大好きな空手にあるようです。しかも、せりなさんは、最強と言われる極真空手の出身です。
そんな彼女は、極真空手何段なのでしょう。空手の実力や成績をあらためて探ってみました。
和田せりなのファイトスタイルとは
彼女のファイトスタイルは、リーチの長さを活かして間合いを取った状態で鋭い足技をいれたり、冷静に相手を見て技をかわしながら、適宜、適切な技を繰り出すようなファイトスタイルです。
『Breaking Down』のデビュー戦である、いわちこと岩戸千晴戦でも多用されていた足技が得意で、中でも得意な技は『上段蹴り』とのことです。
先述の試合において、あまり呼吸を乱さずに、髪をかき分けながら冷静な表情で黙々と技を繰り出す姿は非常に美しかったですね!!
【BreakingDown】極真空手”美女”対決、せりなが華麗な蹴り技で完勝!朝倉未来も「契約したい」と絶賛(イーファイト) – Yahoo!ニュース
正直一戦見ただけなので、本当にこの評価が正しいのかは何とも言えませんが、試合中の余裕な表情からは、まだまだすさまじいポテンシャルを隠しているということには間違いないでしょう!
ちなみにその試合結果ですが、5-0でせりなさんの判定勝ちでした。圧勝ですね!
そんな彼女の強さについては、2人の有識者も評価しており、いわち戦を見ていたピーターアーツさんも彼女の経験の豊富さと蹴りについてほめたりされていましたし、朝倉海さんも『強いっすね。冷静でテクニカル。』とおっしゃっていました。
やはり、同業者目線で見たときにも非常に光るものが彼女にはあったという評価にはほかなりません。
和田せりなが通っていた空手道場
せりなさんは、幼稚園年中の4歳頃から空手を始められています。
ご両親が護身用に勧められたことがきっかけとのことでした。
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大阪府豊中市にある空手道場である、飛心会に入門されて、小学校のころから頭角を現し、数々の大会での入賞記録が確認されています。
具体的な入賞記録に関しましては、後述させていただきます。
道場とは少し違いますが、お兄様が大阪で『OS.OOSAKA W』というジムを経営されているようで、せりなさんご自身ももいらっしゃったようですね。
現在も継続中か否かは不明ですが、テコンドーや空手の指導にあたられていたようです。
ご家族のされているジムなどでも鍛錬されて、あのキレキレの技とフィジカルが生み出されているのかもしれませんね!
和田せりなの空手の実力や経歴/戦績と現在
せりなさんの実力は先述の通り『Breaking Down 6』の試合においても発揮されており、その強さについてはいうまでもないかと思いますが、その強さを彼女の入賞歴が物語っておりましたので、まずは、入賞歴という切り口から強さをお伝えさせていただきます。
【和田せりな入賞歴】
- 2009年 第一回 JKJO全四国空手道選手権大会 小学2年女子の部 優勝
- 2015年 全日本ジュニア空手道選手権大会 中学2年女子の部 上級クラス 優勝
- 2015年 統一世界武道空手道連盟第7回統一全日本空手道選手権中学生女子の部優勝
- 2017年 新極真会カラテドリームフェスティバル全国大会高校女子軽量級 優勝
- 2017年 全日本高校空手道選手権2017組手 高校女子軽量級 優勝
- 2017年 第11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 高校女子50kg未満の部 3位
- 2017年 KWF第31回ヨーロッパ極真空手道選手権大会 14歳~15歳女子50kg級 優勝
- 2018年 第12回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 高校女子48kg未満の部 優勝
- 2019年 第13回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 優勝 重量不明
恐らくこれがすべてではないので、まだまだ世に共有されていない入賞歴はあるかと思います。
ただ、この入賞歴を見ていただければ彼女の強さは一目瞭然ですよね(笑)
肝心の空手の段ははっきりわかりませんでしたが、勝負の世界で勝てているということは、空手の技も高く、最強ということでしょう。
この入賞のキャリアは高校生の時のものが多くなっております。
そんな彼女は大阪府にある部活動が盛んな学校として有名な『箕輪学園高校』に通われていたそうです。
10月8日に幕張メッセで開催された「第12回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」に、市出身で箕面学園高校2年生の和田靜里奈さんが高校女子48kg未満の部で優勝、第十四中学校1年生の有村洸輝さんが中学1年男子52kg以上の部で準優勝に輝きました!🥋#豊中市 #JKJO pic.twitter.com/QigIMmkKeN
— 豊中市公式広報ツイッター (@toyonaka_kouhou) October 30, 2018
このような経歴を経て、高校卒業後は、大阪府にあるスポーツ系の専門学校に入学されたようですが、退学をする形となってしまっています。
学業の方であまりいい成績が残せなかったとのことです…。
そして、そんな退学の2日後にお友達ディズニーランド旅行で東京に出向かれた際に、明治神宮で人生がよくなるようお祈りをした後、表参道の街中で偶然遭遇した朝倉未来さんに『Breaking Down』に出てみないかと提案を受け、出たい旨を伝えると、
『Breaking Down』のオーディション出演が決定し、その中で初戦である岩戸千晴戦につながっていったとのことでした!
明治神宮効果もあるかもしれませんが、やはり、ここまでくると彼女の運なのでしょう!
運も才能として兼ね備えたすごい方といえますね。
現在では、朝倉未来2期生として、1年間キックボクシングの経験を積み、月収20万円で契約をしており、1か月ほど前には東京へお引越しをされたとのことです。
また、『Breaking Down7』への出場も決定しており、その対策として、パンチに課題があるとのことから、パンチを中心に鍛錬されているようです。
12月16日配信の『上京後初めての練習に参加しました』という動画では、朝倉未来さんと一緒にシャドー練習をしたりしておられました。
ご本人もある動画内で、『Breaking Down6』の時は、ほとんど蹴りしか見せられなったため、次回の『Breaking Down』では、パンチを鍛え上げたその姿を見せたいと語っておられました。
更に幅の広がった彼女の戦いを見られるのは非常に楽しみですね!
まとめ
和田せりなさんは、18年前のなんと2歳から格闘技を始め、中学や高校ですでに世界で優勝する成績を残してきたのですから、強いはずです。
彼女は、空手が大好きだと話しています。成人して、大人の格闘家として活躍していますが、子どもの時から鍛えてきた空手であることは間違いないのですが、空手が大好きということが彼女の強さなのだと思いました。
大人の人生が始まったばかりのせりなさんですが、格闘技の世界は厳しく過酷だと思います。しかし、まだまだ20歳ですから、夢は広がるでしょう。キックボクシングやそのほかの格闘技の技を身につけ、さらにスキルアップしていく可能性は限りないですね。これからどんな格闘家に成長していくのか楽しみです。
和田せりなは極真空手何段?実力や成績もチェックのお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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