母子家庭のシングルマザーでもマイホームを建てることやマンションを購入することは可能です。当然、お金はかかることですが、家賃は返ってきませんが、マンション(マイホーム)は自分のものです。
仮の住まいに何年も住み続けることはお金の無駄だと思います。例えば、家賃が10万円で年間120万円5年も住めば、600万円です。10年で1200万円です!
私は訳あって借家住まいを長いことしてきました。かなり古い住宅でしたが一戸建てなので我が家のように使っていましたが、いよいよ引っ越すことになりその家を出ました。家賃支払い総額1000万円ほどでした。
なんかとてももったいないですね。家族があるなら我が家を持った方が得だと思います。よーく考えて、どこに住もうか、どんな家に住みたいか、考えてみてください。
今の時代、可能性は自ら広げるものです。母子家庭の住宅購入についてまとめてみました。
母子家庭での住宅購入はできるの?
まず、はじめに「母子家庭でも住宅購入は可能」です!
住宅ローンの審査には、母子家庭(シングルマザー)なので不利になるということは一切ありません。
家庭環境の問題<<<<ローンを払える見込みがあるのか。ということが重要になります。
そのため母子家庭(シングルマザー)でもローン審査のポイントさえしっかりとクリアしていればローンを組み、住宅購入をすることが可能です。
母子家庭での住宅購入のメリットとデメリット
母子家庭でも住宅購入が可能だということがわかったところで、次は母子家庭での住宅購入のメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます!
メリット・デメリットをそれぞれ理解したうえで、自分は購入すべきなのかどうなのか。考えてみてくださいね。
母子家庭住宅購入のメリット
はじめに、メリットから3つご紹介していきます。
住宅が資産として残る
1つ目の住宅購入のメリットは「住宅が資産として残ること」です。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、保護者に万が一のことが起こった場合にも生活する場所が補填される、また資産としても重要なものとなります。
物件の場所や建物の状態によっては、購入時よりも売却時の方が高くなっているという場合もあります。
収入が減る老後に家賃を払う必要がなくなる
2つ目の住宅購入のメリットは「収入が減る老後に家賃を払う必要がなくなる」です。
賃貸の場合は、一定の金額を住んでいる間払い続ける必要があります。
しかし、住宅購入を選択することで、収入が減ってしまう老後に向けてローンを払い終えることができるため、老後の金銭的安心に繋がります。
賃貸に住み続けるよりも金銭的負担が減る場合がある
3つ目の住宅購入のメリットは「賃貸に住み続けるよりも金銭的負担が減る場合がある」ということです。
実は、賃貸で生涯家賃を払い続けるよりも、住宅購入を選択した方が生涯コストが低くなる可能性があるんです。
現在住んでいる地域・住宅購入を検討している地域・購入検討物件の状態によって変動することでもあるので、自分だけの判断で決めてしまうのは危険です。
信用できる知り合い・不動産会社様々な立場からの意見を聞き、検討する必要があるでしょう。
母子家庭住宅購入のデメリット
次にデメリットを3つ詳しくご紹介していきます。
初期費用がかさむ
住宅購入のデメリット1つ目は「初期費用がかさむこと」です。
住宅購入には諸費用という住宅自体の購入費とは別に税金や仲介手数料など様々な諸費用を払う必要があります。さらには頭金も…
賃貸では必要のない初期費用が出てきてしまうということも念頭に置いておきましょう。
ライフスタイルに合わせた住居の変更ができない
住宅購入のデメリット2つ目は「ライフスタイルに合わせた住居の変更ができない」ということです。
賃貸であれば引っ越しなども気軽に行うことができますが、それができなくなります。
万が一、再婚などで他に住むことになった…というようなことが起こってしまうともったいない状況になってしまうかもしれません。
そのため、母子家庭での住宅購入は少し慎重に先のことを想像して検討すべきでしょう。
維持費にお金がかかる
住宅購入のデメリット3つ目は「維持費にお金がかかる」ことです。
住宅購入を選択すると、維持費は、マンションであっても修繕積立金や管理費などが+αで必要となります。
金額は場所によっても全く異なりますので、その面も考慮し、検討する必要があります。
審査のポイントは?
では、次にメリット・デメリットを見たうえでも「住宅購入を検討したい!」という方のために住宅ローン審査のポイントをご紹介します!
年収・勤続年数が重要
最も厳しい審査のポイントとなるのが「年収・勤続年数」です。
住宅ローンは返済能力が十分かどうかという基準のもと審査されます。
そのため、年収で安定した収入があり住宅ローンを返済できるだろうと見込めるだけの経済力が必要です。
また、安定した職を証明するため勤続年数も大きな審査のポイントとなるので注意が必要です。
1年や1年半で職を転々としているような方だと住宅ローンは厳しいかもしれません…
気になることがある場合には、しっかりと相談し進める必要があります。
完済時の年齢や健康状態が審査の対象となる
次の審査のポイントとなるのが「完済時の年齢や健康状態」です。
住宅ローンを組むためには、経済力のある一定の年齢で、体も健康管理ができているということが前提となります。
健康寿命はどんどんと延びている日本ですが、時が経てばたつほどローンが払えなくなるリスクも高くなります。
そのため、健康状態の管理も大切なポイントの1つとなります。
母子家庭での住宅購入!補助金は出るの?
住宅ローンのお話もして、やっぱり気になるのが「補助金」の存在ですよね。
ズバリ!補助金は出ません!
しかし、これはあくまで国で全国一律で決定されている補助金がないということです。
地域ごとに母子家庭への支援は多く用意されているため適応する補助金がないのかを相談してみるといいでしょう。
さらに、母子家庭で既に国から支給されている手当に関しては、住宅ローンを組んだ影響でなくなったりということはありませんのでご安心ください。
ポイント:国で全国一律の補助金はない。しかし地域によっての住宅補助金が出る場合があるので問い合わせてみるといいでしょう。
すでに貰っている助成金などが影響を受けることはないので安心してくださいね。
母子家庭での住宅購入についてQ&A!
Q1.借入額の目安は?
A1.一般的なところでご説明すると住宅ローンの年間返済額が年収の20~30%の額になるよう設定し、借入金額を決定すると良いとされています。
月々のローンが家計を圧迫するようでは住宅購入の意味がありませんので注意しましょう。
Q2.どんな人が検討すべき?
A1.安定した収入が約束できる人が望ましいです。ローンの方法などで低収入でも住宅購入が可能な世の中ですが、住宅購入には頭金や諸費用などローン以外の費用も加算されます。
そのため、一定の年収が確約できており、さらに初期費用がしっかりと準備できる人が検討対象の見極めポイントです。
まとめ
母子家庭だからと言って住宅を持てないという時代ではないのです。仕事や生活において住処というものはとても重要です。
どんなところに住むか、どんな空間にいるのかということが心の安定や元気のもとになっていることは言うまでもないことです。
母子家庭でも家を建てることができるのです。そのためのポイントはいくつか紹介しましたが、潤沢な資金がないという前提でお話をしていますので、やはりローンを組んで返済していくことを考えると、安定した収入とともに安定した職業に就いていることも大きなポイントではないかと思います。
現在は不安定な状態でも、行く行くはそうした見込みがあるのであれば、早め早めの行動が必要ですね。物事は思慮深くなることは大事ですが、素早い行動力はもっと大事です。
母子家庭でマンション・住宅購入!メリット・デメリットを解説【購入可能?補助金は?】のお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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