東京五輪マラソンコースは札幌の周回コースで6周になる?メリットとデメリットがこれだ!

世界陸上ドーハも周回コースだった。暑さのために過酷なレースになったが、周回コースは選手にとってどうなのか。

東京五輪のマラソン競歩のコースがまだ決まらないという報道があった。

早く決まったとしても、そのコースは今は雪の中。春にならないと走ることはできない。

それにしても、札幌に決まったことで一から考えるというのは本当に大変なことなのだろう。

ニュースの内容を見て、えっ6周ということもありえるの?

そこで周回コースについてメリットあるのかどうか調べてみた。

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コースが決まらないのは2つの案でもめている?

2020年、札幌で開かれる東京オリンピックのマラソンと競歩を巡り、大会組織委員会は29日、予定していたコースや日程などを話し合う実務者協議を延期した。

どうして延期したのか?

実務者会議が延期された背景には、マラソンのコースについて大会組織委員会と世界陸連の調整がつかなかったことがあるようだ。

どうやら、組織委員会と世界陸連のそれぞれの案が全く違うようだ。

双方の案はつぎのようだ。

組織委員会…札幌市中心部を2周する案
世界陸連側…1周7キロ程度の周回コースを6~7周する案

札幌移転の引き金になったドーハ世界陸上のマラソンコースが1周7kmを6周した。3年前のリオ五輪は5km進んだ後に1周10km(片道5kmの折り返し)を3周して約7km走ってフィニッシュするコースだった。

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周回コースのメリットはこれだ

周回コースはどうやら次のようなメリットがあるらしい。

  • 1周当たりの距離を短くすることで、警備やボランティアなどを少なくし効率化できる
  • 少ない費用で運営できる
  • 同じ場所で何度も選手を応援できる
  • 一周の距離が短いので観客が少なくても大丈夫

いっぽう、組織委員会の周回を2周にしているメリットは

何なのだろう?

  • 大通公園をスタートし、ススキノを通って南下。5キロ地点付近から北上して創成川通を経由し、北海道大学や赤れんが庁舎を巡って、再び大通公園に至る約20キロを2周するコース
  • 札幌の見どころが散りばめられたコース

観客にしてみれば、札幌の見どころを巡るということらしいが、マラソンの観戦のためのコースなんて、選手にしてみればあまり意味のないことらしい。

日本の選手にとって有利になるコースということでもなさそうである。というのも、北海道の涼しさが外国選手にとって有利となり、暑さに強い日本人にはかえって不利と言われている。

急に札幌に移転したのだから、検討の時間はなかったといっても仕方ないが、短い距離を何度も走るのはなんだかマラソンらしくないと思ってしまう。

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周回するコースはどうなの?

そこで、世界陸連の6周回するコースはどうなのか次のような見方をしてみた。

速い選手と遅い選手が入り乱れて、だれが一位なのかわからなくなるのではないか!

前回のリオ五輪の時の男子の記録を参考にして調べてみた。

まず、リオ五輪のタイムを次のように並べた。

  • 1位 2時間8分
  • 10位 2時間12分
  • 20位 2時間14分
  • 30位 2時間15分
  • 40位 2時間17分
  • 50位 2時間18分
  • 60位 2時間19分
  • 70位 2時間20分
  • 80位 2時間22分
  • 90位 2時間24分
  • 100位 2時間26分
  • 110位 2時間28分
  • 120位 2時間30分
  • 130位 2時間36分
  • 140位 2時間46分
  • 以下15人が棄権

10位ごとに調べてみたわけであるが、こんなにたくさんのランナーが走っているのだ。

テレビ観戦では、上位の選手しか見れないのだが、150人の選手が長い列を作って走っているということだ。

ところが、周回のコースにすると、そのうちに周回遅れが出てくる。

トラック競技では当たり前の光景であるが、一周が短ければ短いほどマラソンでもそれが起きるのではないか?

周回遅れになってくると、だれが一位なのか観戦する側でも非常にわかりにくい、選手もどうなのだろう。

リオの記録をもとに周回遅れは出るのか計算してみた。

金メダルの選手の記録を42キロで130分とした。

6周か7周ということにしたとすると、金メダルレベルの選手は、一周20分かかる。

ところが、

20分のタイム差がある110位の選手は、一周25分かかる。

ということは、

金メダルレベルの選手…20分×5周=100分

110位の選手    …25分×4周=100分

となり、

110位あたりの選手は4周したときには、金メダルレベルの選手が5周目で一緒になる。

110位以下のレベルの選手はそれよりも前に一緒になり、抜かされていくのであるから、周回遅れの選手が40人くらい出るということになる。

その光景を生で見ても、だれが一位なのか観客はわからなくなるのではないか。

テレビ観戦していればちゃんと追っかけてくれるから誰が一位なのかはわかるが、生で観戦するほうはどうなのだろう。

選手もなんだかごちゃごちゃしていて気が散るのではないだろうか。

なんて、素人目に考えてしまう。

まとめ マラソンらしいコースがいい

やはり、マラソンはせめて往復ぐらいがマラソンらしくていいと思う。

マラソン競技が観戦や費用の面でメリットがあるのはわかるし、東京から札幌になり、コースも様変わりするのは仕方がないけれど、なんだか面白くない方向になってしまうような気がします。

マラソンは、コースの攻略ということがおもしろいのであって、トラック競技のようにはなってほしくないと勝手に思ってしまった。

東京五輪の札幌マラソンコースは、周回コースでも6周や7周なんてどうなのでしょう。

狭い日本でさらに狭いところを走るなんて、北海道はデカいのに、狭いところをぐるぐる走るなんてね。

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