
そもそもETCは渋滞を解消するために設置する目的だったのが、どんどん複雑にしてしまうから変なたくらみも起こるのだろう。
ETCを完全自動化にする構想は聞いていましたが、ETCが2022年で使えないものが出てくるなんて聞いてません。って言いたくなりますね。
こういうことが突然知らされて、一般の人たちはいつもそんな情報に振り回されます。
そもそも高速料金が高すぎるから高速使わない人が多いわけです。
それなのにさらに自費で機種交換か?冗談じゃないです。
どうしてこうもおかしなことが起きるか、おかしな理由をまとめてみました。
ETC使えなくなる機種の判別方法
ネット上には、判別方法がいくつか出ていますが、素人にはよくわからないものですし、本当に機械に弱い人にとっては判別不可になりやすいでしょう。
ETCが2022年使えない機種かどうかの判別は、専門店に聞くことが一番です。
自分で調べても情報が様々なので、どれが正しいのかわかりにくいからです。
こういうことは専門家に聞くことが早くて正確です。
ディーラーはもちろんですが、オートバックス・イエローハットなどのカーショップとか自動車関係の販売店に尋ねてみるのが一番です。
最近購入の機種であれば問題ないようですし、2~3年前でも新車購入の人は既に新しい機種が取り付けれらているので大丈夫でしょう。
心配しないといけないのは、ETCが始まったころに設置した場合です。
すでに新機種がたくさん出てきていますから、要注意です。
ETC使用不可って誰のせいなの?
そもそもこうした変更や改正は国が主導で行っているので、国民には責任はありません。
それなのに自費で用意したものが使えなくなっていく。古いものを使えなくすることが日本という国は非常に多いと思います。
2020年7月2日に国土交通省は、全国の高速道路の料金所をETC専用とする方向で検討することを明らかにするなど、今後の高速道路事情はETCサービスがまずます重要視されます。 しかし、2022年12月1日から一部のETC車載器が使用できなくなるとされ、2030年には新しいセキュリティ規格の導入により、使用できなくなるETC車載機器が増えるようです。
国土交通省およびITSサービス高度化機構、高速道路会社6社は、2018年9月3日に「一部のETC車載器が、2022年12月1日以降使用できなくなる」と発表しました。
引用:yahooニュースより
時代の流れや要請なのでしょうが、腑に落ちないのは、高速料金が高いのにさらにまた出費をしないといけないことに納得いきません。
高速料金が安くなるならまだしも、そういうことはほとんどないですね。
以下のコメントは、このニュースに寄せられたツイートからの引用です。
経年劣化で故障などで使えなるならまだしも、セキュリティーの問題や10年有効期間などで使えなくなるのはおかしい。 だったら買い替えのサポートなどを検討して欲しい。
電波法改正なんかじゃなくて2030年に現在使用してる電波の周波数帯を意図的に変えて(セキュリティなんてNEXCO側のシステムを強化すればよいだけ)現行の端末をわざわざ使えなくするって話
ETCの搭載率が既に9割に達してて車載器はめったなことで壊れない(たかがカードリーダーの基盤にどれだけ負担がかかるんだってのww)し実は所有者が変わってもセットアップしない車が増えてたりもする
このまま放置したら天下り団体に金が入ってこないからこんなこと言いだしてるってこと
セキュリティ機能の更新とか言ってるがね やっぱりこれでボロ儲けする業者がいるって事
で、そこのトップに収まるのがやっぱり国交省や警察出身のキャリア幹部だっての
そもそもセキュリティの強化はETCを運営する側の問題じゃないの?
ユーザーが機種交換のリスクを負うならそれ相応の機能アップが無いとね
でもETCに決済以上の機能アップ必要かな?
ニュースの内容は事実でしょうが、その内容の裏にどんな理由があるのかは本当のところ国民には知らされません。
適当な理由をつけて、それらしく物事を正当化しているのが本当のところでしょう。
日本の高速料金が高くなる理由
世界の高速道路料金に比べて、倍以上の高額になっているのは、そもそもの建設費が高いからだそうです。
その理由をまとめました。
- 日本の高速道路は他の先進国に比べ、建設単価が数倍かかるという
- 地形が険しい上に地震がケタはずれに多いなど、環境が極めて特殊なため
- 阪神大震災の教訓から耐震化が強化され、建設費が高くなってしまうため
こういう条件下にある日本の道路建設なので、そもそもお金が相当にかかるということです。
高速料金が高いのは不要な高速道路が多いことと、利用者が少ないということです。流通のための道路建設であることは重要ですが、それは経済の活性化には貢献していても、普段の生活に利用されないシステムではもったいないです。
利用が増えれば料金はどんどん安くなるはずです。それをしないのは、企業の利益を最優先している政治や利権のためです。
高速道路もETCもすべて利権が絡んでいる
高速道路でも全く必要ないところにもできていたりして、えっどうして?と思うことあるでしょうが、それらは政治家がらみの税金の無駄遣いです。そうやって、公共事業を行うことで土木建設関係者に金が流れるということです。
高速料金をもっと安価にすることは可能なはずです。
政治家が頑張ってそれを実現しようとしたこともあったのです。しかし、利権によって国民の願いは打ち砕かれてしまったということです。
日本をおかしくしている原因が政治の在り方です。もっというと、政治家と企業がつながっていることが政治が正しく行われない一番の要因だと思っています。
ETCもその一つです。ETCじゃなくてもできるのですが、企業にお金が入るようにするためにわざわざETCの機器を利用する仕組みを継続するわけです。
まとめ 利権が動いていることを忘れないようにしよう
古い型のETCが2022年に使えなくなることで、新たな機種を購入させ、企業が利益を得るために国が主導しているということです。
そういう仕組みは他にもいろいろあるようです。
原子力発電なんてことはまさにそのものです。電力会社の利益を確保するためです。
天下りの問題もいまだに続いているようですし、結局、政治家も官僚も大きなお金を持っているところになびいてしまうわけです。
地球温暖化の問題もいいことをするには今の産業や仕組みを変えていかないといけないのに、企業の利益に反することには舵を切りません。
ETCのことは多分どうにもならないでしょうね。言われたままに従うしかないでしょう。
そんなシステムにできる限り抵抗して、高速道路を使わないようにするぐらいでしょうか。
とにかく、日本のいろいろな矛盾を忘れないようにして生活していきましょう。
ETC2022年使用不可⁉どうして?おかしい日本!高速料金高すぎるわけとは?のお話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
はじめまして、松本と申します。
>高速道路でも全く必要ないところにもできていたりして、えっどうして?と思うことあるでしょうが、それらは政治家がらみの税金の無駄遣いです。
記事の中で全く必要のない高速道路があるとおっしゃってますが、具体的にどこの高速道路が無駄だと言っているのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
記事の中では具体的な場所は申し上げません。主観的な意味もありますので控えますが、東北地方や九州地方に見られました。
また、インフラを整備するという名目はわかりますが、公共事業を多くして、地域を潤わせているような道路建設が少なくないでしょう。
高速道路をつくっても利用者は増えません。料金が高いからです。結局渋滞は解消しませんから、地域のための道路になりにくい。ETCの装着がない車が
なかなか減らなかったのも利用したくないという高速道路だからだと思います。それでは、税金で作った意味は半減します。必要のない道路と言えるのではないでしょうか。